『ブレードランナー』から17年後の世界を描く短編公開 監督はルーク・スコット

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 『ブレードランナー』から『ブレードランナー 2049』までの“空白の30年間”をつなぐ短編『2036:ネクサス・ドーン』の全編が公開された。

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 リドリー・スコット監督がハリソン・フォードを主演に迎え1982年に発表した『ブレードランナー』と、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がフォードに加えライアン・ゴズリングら新キャストを迎え制作した続編『ブレードランナー 2049』。今回公開されたのは、先日公開され大きな話題となった、渡辺信一郎監督による短編アニメーション『ブレードランナー ブラックアウト 2022』に続く、前作の舞台である2019年から、続編の舞台2049年にいたるまでの“空白の30年間”をつなぐ、3つの短編のうちのひとつ。

 舞台は、前作でデッカード(ハリソン・フォード)が恋人の女性レプリカント(ショーン・ヤング)とともに姿を消してから17年後の2036年の世界。そこには、“巨大な陰謀”を目論む科学者であり、レプリカントの新たな創造主となるウォレス(ジャレッド・レト)が、禁止法に反して製造した新型レプリカント“ネクサス9”について説明する姿が収められている。彼の話から、新型レプリカントは“顧客の要望に応じた寿命を持つ”、“反抗することも逃亡することもない”、“ただ従うだけ”という“完成されたもの”だということがわかる。映像は、“レプリカント禁止法”を廃止させるため、従順さを主張しながら自らの命を絶つレプリカントと、「ここで下される決定は、世界の命運を左右する。さて、どうする?」と人間たちに迫るウォレスの姿で締めくくられる。

 短編を手がけたのは、前作の監督であり、続編では制作総指揮に名を連ねているリドリー・スコットの息子で、昨年『モーガン プロトタイプ L-9』で長編監督デビューを果たしたルーク・スコット。満を持しての“親子共作”が実現した。(リアルサウンド編集部)