就職率のカラクリ

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大学卒業者の就職率は、景気をはかるバロメーターとなっています。さらに、学校によっては就職率が実績のひとつとしてカウントされています。中には就職率100%をうたっている学校もあります。

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しかし、就職率100%にはカラクリがあります。これはあくまでも、就職希望者のうち就職が出来た人間のみを計っていることが多くあります。大学を卒業したあとの進路はさまざまです。資格試験や公務員試験で浪人の道を選ぶ人もいますし、ほかには大学院に進学する人などもいます。そうした人をのぞいた割合で就職率は出されています。さらに、フリーターの道を選ぶ人、何もしない人などを含めると数値が下がってしまうためあらかじめ除外しているようなところもあります。

2割くらいは就職しない?

大学卒業者の2割程度は進学も就職もしない選択肢を取るようです。このほとんどが、公務員試験を受けたり資格試験のための勉強をする人たちです。しかし、なかには進学も就職もしない、なおかつなにか勉強をするわけでもないという人たちもいます。そうした人たちは、目に見えない存在として世間から忘れ去られていってしまうようなところもあるため、そういった部分に光を当てるべきではないだろうか、といった議論も長年交わされています。