6年ぶりに現場復帰したレオナルド(右)。トルコでいかなる采配を振るうのか。画像はクラブ公式ツイッターより

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「ブラジルの貴公子」がサッカー界の表舞台に帰ってきた。現地時間9月28日、トルコ1部リーグのアンタルヤスポルが、元ブラジル代表MFのレオナルドと監督して2年契約を結んだことを発表した。イタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』にとると、年俸は200万ユーロ(約2億6000万円)だという。
 
 現役時代のレオナルドは、フラメンゴ、バレンシア、サンパウロなどを経て1994年に鹿島アントラーズ入団。その端正なルックスと華麗なプレーから日本では「レオ様」の愛称で親しまれた。その後はパリ・サンジェルマンやミランなどで活躍し、ブラジル代表として2度のワールドカップに出場。1994年のアメリカ大会では途中で4試合の出場停止処分を受けたものの、優勝メンバーの一員になった。
 
 2002年の現役引退後はミランで幹部を歴任し、2009-10シーズンにはロッソネーロのトップチーム監督を務める。翌シーズン後半戦はインテルの指揮官も務めた。
 
 その後、パリSGのスポーツディレクターとして辣腕を振るったが、2013年に同職を退任。以降も世界中のクラブやブラジル・サッカー連盟などから監督や幹部の就任オファーが届いていたようだがすべて固辞し、イタリア『スカイ・スポーツ』のコメンテーターを務めるにとどまっていった。
 
 そんなレオナルドが現場復帰の舞台に選んだアンタルヤスポルは、1部と2部を行き来するトルコの中小クラブ。ただ近年は豊富な資金力を武器に存在感を高めており、2年前からFWサミュエル・エトー(元カメルーン代表)が在籍。今夏のマーケットではMFサミア・ナスリとFWジェレミー・メネーズ(いずれも元フランス代表)、DFジョアン・ジュルー(スイス代表)、MFサンドロ(元ブラジル代表)など4大リーグ経験者が数多く加わった。
 
 しかし、今シーズンは蓋を開けてみれば、開幕から6試合で1勝3分け2敗、18チーム中14位と低迷。5節節終了後に前監督が退任し、レオナルドはその後任に指名された格好だ。
 
 約6年ぶりの現場復帰となるレオナルドは、同28日からトレーニングを指揮。現役時代の豊富な経験とカリスマ性で選手たちをまとめ上げ、チームを立て直すことができるか?