ジダンこそPSGの最優先ターゲットなのか photo/Getty Images

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欲しいものは何でも手に入れる。それが怒涛の攻勢を続けるパリ・サンジェルマンの一貫した哲学だ。フランスの名門が次なるターゲットとして選んだ人物こそ、同国の英雄ジネディーヌ・ジダンだという。

約290億円でバルセロナの花形エース、ネイマールを引き抜き、若き怪物キリアム・ムバッペすらも確保してみせたPSGだが、残されたウィークポイントがいずれの箇所なのかは十分に熟知している。彼らは今回のエディンソン・カバーニとネイマールによるPK騒動において、「彼らの話し合いに任せる」とサジを投げたウナイ・エメリのリーダーシップに当然ながら満足しておらず、最高に豪華なスカッドを一枚岩へと昇華させられる人物としてレアル・マドリードのカリスマに目を付けた。スペイン『Diario Gol』が報じている。

曰く、PSGのナセル・アル・ケライフィオーナーはジダンに指揮官として世界最高の年俸額となる2500万ユーロ(約33億円)を喜んで提示する姿勢であり、これはリオネル・メッシやネイマールらと同等クラスの巨額サラリーにカテゴライズされるという。

ジダンは2015-16シーズン途中にレアル・マドリード指揮官へ就任すると、ラファエル・ベニテスによって崩されたユニットとしての空気感を見事に再生し、また、フィールド上のすべてのプレイヤーを軒並みハードワーカーへと変貌させた。その上、多くの走力を求めるこの“静かなる軍曹”に対し、異論を唱える人物は一向に出てこない。これは多国籍のスーパースター軍団を指揮する監督としては異例のパフォーマンスであり、もしもカバーニとネイマールが彼の政権下で同じようなトラブルを起こすなら、その時はジダンがPKキッカーを務めることになるだろう。

いずれにせよ、人身掌握という観点で、ジダンはペップ・グアルディオラらと並ぶワールドクラスの指揮官といって差し支えない域に達している。