台北駐日経済文化代表処台湾文化センター提供

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(東京 29日 中央社)台湾文化の保存と修復をテーマとした展覧会が27日、東京芸術大学(東京都)で開幕した。展覧会は台湾の文化部(文化省)と同大学の共催。台湾の文化保存と日本の修復技術を比較しながら、文化を後世に伝えるための取り組みを紹介する。開幕式典には台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)や同大学の保科豊巳副学長らが出席した。

台湾を何度も訪れたことがあるという同大学の保科副学長は、台湾では多くの文化資産や古い建物が芸術センターや若者が集まる文化クリエイティブ産業の発展基地として再利用されていると紹介。このような例は東京ではあまり見られないとし、ぜひ実際に台湾を訪れてその魅力を感じてほしいと語った。

謝代表は、日台は台湾が日本による統治を受けていた1895年から1945年までの歴史を共有していると言及。文化資産の保存で双方が協力できる可能性はまだ多くあるとし、今後の交流深化に期待を寄せた。

展覧会は文化部の「台湾文化光点計画」の一環。世界での台湾文化の認知度を高めるため、海外の大学や芸術関連の専門機関との文化交流を促進する事業で、これまでに国立民族学博物館(大阪府)や愛知大学(愛知県)などと提携してイベントを開催している。

同展は来月4日まで。同1日には日台の専門家らによるシンポジウムが開かれる。

(黄名璽/編集:楊千慧)