子育ての“対価”について男性と女性に意識の違いが!

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育児に積極的な男性は増加傾向?

24時間体制で取り組まなくてはならない育児。休憩も不定期で、“仕事”に例えるとかなりの重労働ですよね。ついつい対価を貰いたくなってしまうこともあるかもしれませんが、男性と女性で“報酬”に対する意識が違うようですよ。

 

■ 子育てに“対価”が支払われるとしたら?

9月13日、「明治安田生命」が育児に関するアンケートを実施。同アンケートの中の“育児への対価”についての回答結果が話題になりました。

“育児に対価が支払われるとしたら年収ベースでいくら?”という質問に、1,032人の男女が回答。平均額は237.5万円という結果に。男女別で見てみると、男性が236.2万円で女性 が238.9万円と、そこまで意識に大差はないようでした。

しかし「0円」と答えた人の割合には大きな開きが。男性は11.5%で女性は3.3%と、男性の方が育児を“無償”と捉えている人が多いようです。この結果を明治安田生命のチーフエコノミスト・小玉祐一は「『イクメン』増加の裏で、男性の間に育児労働を軽んじる風潮も根強く残っている可能性が伺えます」と分析しています。

一方でSNSなどでは「そもそも子育てを労働に置き換えるのがよくわからん。俺も0円って答えるわ」「子育てはプライスレスでしょ… 親として当然のことしてるだけだし」「自分の子どもを育てるのに給料が発生するって発想が色々とアレ」との声が。また現役で育児に励んでいる女性も「母親として子育ての大変さは痛いほどわかるけど、それでも0円って回答する」と、育児を金額に換算するようなアンケートを疑問視しているようです。

 

■ “自称イクメン”は意外と少ない?

本当に男性は育児を軽んじているのでしょうか。アンケート結果によるとそうでもないようで、「夫がイクメンかどうか」という質問に51.8%の女性が「イクメンだと思う」「どちらかというとイクメンだと思う」と回答。一方で男性側への「ご自身がイクメンかどうか」という質問には、48.5%の人が「イクメンだと思う」「どちらかというとイクメンだと思う」と答えています。

男性側の自己評価よりも、女性側の評価の方が高いという結果に。近年ではイクメンが取りざたされる一方、「男性だけ“イクメン”ってちやほやされる風潮が好きじゃない」「女性が子育てしても“イクウーマン”って呼ばれないのはなんで?」といった懐疑的な声も上がっています。

また最近では、「育児をするのは当たり前」という意識が男性にも根付いてきている模様。その為たとえ育児に積極的でも、「イクメン」と自称しない男性も少なくありません。「イクメン」が特別視されず、より男性の育児が一般的な考え方になっていくと良いですね。