国によってコンセントのプラグは形状が異なる。日本は基本的にAタイプといわれる1種類のみだが、中国ではAタイプのほかにIタイプなど、数多くの形状のプラグが使用されている。しかし、日本と中国のプラグの違いは、目に見える形状だけではないようだ。。(イメージ写真提供:123RF)

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 国によってコンセントのプラグは形状が異なる。日本は基本的にAタイプといわれる1種類のみだが、中国ではAタイプのほかにIタイプなど、数多くの形状のプラグが使用されている。しかし、日本と中国のプラグの違いは、目に見える形状だけではないようだ。

 中国サイトの特売網はこのほど、「すぐに発火」する中国のプラグと比べて、日本のものは質が良く、「発火しないし、10年使用しても壊れない」と称賛する記事を掲載した。

 中国のコンセントはプラグを差し混んでも緩いことが多く、使用すればするほど緩くなることがある。そのためか、「発火」することも少なくなく、購入に際し非常に慎重にならざるを得ないという。では、日本と中国のプラグはどこに違いがあるのだろうか。

 記事は、この2者を比べるために分解してみたという。その結果、外から見てわかる違いと、使用している材料とに違いがあったとしている。まず、見てわかる違いとして「プラグの金属部分に穴」があると指摘した。日本ではこれが標準として規定されているため、市場に出回るものはすべて穴が開いているが、中国ではこうした決まりがない。穴が開いているものもあるが、それは生産時にたまたま開いただけだという。

 では、日本のプラグにある穴にはどんな用途があるのだろうか。記事は、プラグを差し込むと、内側の突起部分が穴に引っかかり外れにくくなっていると伝えた。さらに、もう1点の違いは「プラグに使用されている金属の違い」だ。日本では、弾力性に優れ、強度があるリン真鍮を使用しているが、抜き差しを繰り返すプラグに適していて、発火しにくい特性がある。しかし、中国のものは硬くて弾力性の少ない銅製のプラグを使用しているケースが多いため、すぐに緩くなってしまうと指摘した。

 記事は、中国のメーカーも進歩しているとしつつも、生活を便利に、また安全にする製品の開発・生産の面で日本は確かに中国が学ぶに値するものを持っていると称賛し、中国にもより質の高いプラグ・コンセントが必要だと力説した。見えないところにまで安全・安心にこだわる日本製品は良いお手本になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)