バイエルン監督の電撃解任劇、会長激白「選手と対立」 指揮官と敵対した5人とは?

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PSG戦完敗の翌日にアンチェロッティ監督解任 クラブ会長が選手との対立を明かす

 ブンデスリーガの絶対王者バイエルンが現地時間28日にカルロ・アンチェロッティ監督の解任を発表した。

 欧州サッカーきっての名将の電撃解任劇は現地でも驚きをもって伝えられているが、ウリ・ヘーネス会長は地元メディア「Funke Sport」の取材によると選手らとの対立があったことを理由に挙げている。

 アンチェロッティ監督率いるバイエルンは27日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)パリ・サンジェルマン(PSG)戦で高いポゼッション率を誇りながら相手3トップのフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、ブラジル代表FWネイマールの3トップを止められず、0-3で完敗した。

 同会長は「この敗戦によって我々が大きな決断を下したわけではない。クラブはここ数週間や数カ月間、成長していたが、やや下向きになっている。それほど悪くはないが」と前置きしながらも、アンチェロッティ体制が順風満帆ではなかったことを明かした。

「私から見て、アンチェロッティは5人の選手と対立しており、すでに修正不可能な状況なんだ。(フランス代表MFキングスレー・)コマンも認めているとおりね」

独メディアが挙げた“5人の敵対者”

 名将で知られるアンチェロッティ監督だが、ドレッシングルーム内の統制が取りきれていなかったと会長の目には映ったようだ。

 同会長は「私も自分の人生で学び、教訓にしている。自分のベッドにいる“敵”が最も危険だ。そういった理由で我々は変化を選んだんだ」とも話している。

 ヘーネス会長は“5人の敵対者”を明らかにしていないものの、ドイツTV局「SPORT1」は、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス、同DFジェローム・ボアテング、同FWトーマス・ミュラー、オランダ代表MFアリエン・ロッベン、元フランス代表MFフランク・リベリだと伝えている。

 今シーズンは序盤から、エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが大型補強をクラブに直言するなど、圧倒的な力を誇るはずのバイエルンは揺れている。ウィリー・サニョルコーチが暫定で指揮を執るブンデス絶対王者は、ピッチ内外での立て直しが急務となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images