中国では毎日のように放送されている抗日ドラマ。近年は史実に忠実ではないといった批判のほか、「日本兵を手刀で切り裂く」などの荒唐無稽な描写が批判の対象となっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では毎日のように放送されている抗日ドラマ。近年は史実に忠実ではないといった批判のほか、「日本兵を手刀で切り裂く」などの荒唐無稽な描写が批判の対象となっている。

 中国メディアの今日頭条は27日、中国の抗日ドラマの内容がどんどん「荒唐無稽」になり、常識ではあり得ない描写が増えていることに対し、「日本人が嘲笑している」と論じる記事を掲載した。

 記事は、近年の抗日ドラマは描写があまりにも非現実的であり、中国共産党機関紙である人民日報までもが苦言を呈すほどだったとし、「中国共産党軍は巨大な犠牲のもとに日本軍に勝利を収めたのであり、抗日ドラマをコメディとすべきではない」などと批判した。

 一方、日本人はこのような抗日ドラマを「エンターテイメント」として捉え、笑いのタネにしていると紹介。「日本兵を手刀で切り裂く」といった描写だけでなく、日本兵が1980年代に生産されたはずの自動車に乗っていたり、同じく80年代に登場したライフルを持っていたりと、史実との著しい矛盾が指摘されたりしたと論じた。

 また、日本では抗日ドラマに対し、「B級ドラマとして日本でも放送すべき」、「中国人はファンタジーの世界で生きていたのか」といった声があがったと伝え、日本人に嘲笑されるような低いクオリティの抗日ドラマに対して苦言を呈している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)