パイレーツのフェリペ・リベロ【写真:Getty Images】

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パイレーツのリベロがオリオールズ戦で自己記録を更新する「火の玉ストレート」

 米大リーグで102.6マイル(約165キロ)の「火の玉ストレート」を投げ込んだ投手が出現。MLBの解析システム「スタッツキャスト」は、ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手を除けば“2017年最速”を記録したと発表し、公式ツイッターで動画を紹介すると、驚きが広がっている。

 目にも止まらぬ速さとはよく言ったものだ。圧巻の一球を投じたのは、パイレーツのストッパー、フェリペ・リベロ投手だ。

 27日(日本時間28日)のオリオールズ戦。5-3で迎えた9回表1死の場面だった。オリオールズのアンソニー・サンタンダー外野手に対する初球、左投げのリベロが投じたボールは糸を引くように外角に構えた捕手のミット寸分の狂いなく収まり、見逃しのストライク。この瞬間、表示された数字が衝撃を与えた。スタッツキャストの分析によると、リベロの投球は102.6マイルを計測したという。

 さらに、スタッツキャストは公式ツイッターでも「102.6マイル! パイレーツのクローザー、リベロが投じた球はアロルディス・チャップマンの名を持つ選手を除くと2017年最速である」と速報。歴代球速上位は104.3マイル(約167.8キロ)のメジャー最速記録を持つチャップマンが独占しているが、チャップマンを除けば“2017年最速”になるという。リベロは7月8日のカブス戦で102.1マイル(約164キロ)を2度計測しているが、自己記録を更新した。

球団も公式サイトで報道「リベトは力がみなぎっていた。いつもより増して、だ」

 サンタンダーとの対戦では5球目を右中間に弾き返されて二塁打を許したが、後続をきっちり抑えて5-3でゲームを締め、今季20セーブ目(72試合で5勝3敗、防御率1.70)と守護神の役目を果たした。

 パイレーツは球団公式サイトで「水曜日(27日)後にキャッチボールをしてから、パイレーツのリリーフであるフェリペ・リベロは力がみなぎっていた。いつもより増して、だ」と言及。記事では合わせて、「フェリペは102マイルを投げることができる。素晴らしいね。見ていて楽しい」というクリント・ハードル監督の称賛コメントも紹介している。

 まだ26歳のリベロは、どこまで球速を伸ばすことができるだろうか。