解任の憂き目に遭ったアンチェロッティ監督 photo/Getty Images

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バイエルン・ミュンヘンは28日、カルロ・アンチェロッティ監督の解任を発表した。なお、アシスタントコーチのウィリー・サニョル氏が暫定的に指揮を執ることが併せて報じられている。

同クラブは27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節で、パリ・サンジェルマンに0-3と完敗。同試合後に行われたクラブ首脳陣による緊急会合の結果、同監督の解任に至ったことがクラブ公式Twitterなどで明かされた。なお、同クラブのウリ・ヘーネス会長が同監督の解任理由の詳細を語ったことが、独『Die Welt』で伝えられている。

「私が思うに、アンチェロッティ監督は5人の主力選手を敵に回していた。もはや関係修復は不可能だったと思う。指揮官はチーム内の重要な選手と敵対するべきではない。ベッドの中に敵がいるというのは、最も危険なことだからね」

アリエン・ロッベンやトーマス・ミュラー、及びフランク・リベリが公の場で起用法に対する不満を露わにするなど、内紛が絶えなかったバイエルン・ミュンヘン。今季のブンデスリーガでも第3節(ホッフェンハイム戦)や第6節(ヴォルフスブルク戦)で勝利を逃すなど、王者らしからぬパフォーマンスを披露していた。現時点でユリアン・ナーゲルスマン監督(現ホッフェンハイム)やトーマス・トゥへル氏(前ドルトムント)といった後任候補が各メディアで挙げられているが、前者はシーズン途中であること、後者はドルトムント在籍時に選手の人心掌握に失敗した経緯があり、現時点で一連の噂の信憑性は薄い。ヴォルフスブルク戦後に行われた独『EXPRESS』のアンケートで総投票者の半数以上が「今季のブンデスリーガ制覇は不可能」と回答するなど、ファンの怒りも頂点に達しつつある同クラブだが、現状を打破できるだろうか。