AmazonのAIアシスタント「Alexa」が、自動車メーカーBMWとBMW傘下のMiniの全車に搭載されると発表されました。あらゆるジャンルにAlexaを浸透させるAmazonは、自動車分野にも進出する足がかりを得たようです。

Amazon - Press Room - Press Release

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AmazonとBMWは、2018年中期以降のBMW&Miniの全車に、AIアシスタントAlexaを標準搭載すると発表しました。特別なアプリをインストールすることなく、Alexa機能を利用できるようになります。

自動車と音声コマンドの相性は極めて良さそうですが、Alexa搭載BMWでどんなことができるのかを、BMWがムービーで公開しています。

BMW Group: Seamless in-car integration of Amazon Alexa - YouTube

「Alexa、タイマーを30秒に設定して」



「はい、もうすぐカウントし始めます」というAlexaの応答を受けて、爆走を開始するBMW M4。



コーナーでカウンターをあてての全開走行中に、「Alexa、お気に入りのプレイリストを」



「はい、お気に入りの曲をかけました」



「Alexa、今日の天気は?」



「気温はカ氏90度(セ氏32度)、快晴です」



ヘアピンをターンするM4



サーキットと思われたコースは、なんと空母の上。



「Alexa、サラミピザをお願い」



「15分でピザが到着します」



「Alexa、ガレージのドアを開けて」



ガレージに戻りつつ、「Alexa、初ドライブはどうだった?」



Alexaを搭載することで、車内で多数のAlexaスキルを利用できるようになります。ガレージのシャッターを開け閉めしたり、天気や渋滞情報を調べたり、ピザを注文したり、Amazonで買い物することさえ可能です。すでにBMWは2016年にAlexa用に「BMW Connected Skill」をリリースして車内のエアコンやドアロックを音声操作できるようにしていましたが、BMW車に標準搭載することでさらにAlexaの活用を進めるようです。

BMWのネッド・キューリック副社長は、「音声は将来の車内での操作の大部分を占めることになります。声でコンテンツを楽しんだり、車と対話したりすることは、素晴らしいドライビング体験を実現するでしょう。ぜひ、体験してみてください」と述べています。Alexa搭載のBMW・Miniはアメリカ・イギリス・ドイツで2018年中期から導入される予定。Alexaの日本語対応次第では、日本市場でもBMW・MiniへのAlexa機能搭載があるかもしれません。