新型日産「リーフ」のNISMO仕様を予想 ローダウンにインチアップ、エアロとパワーアップ!
今年の夏、米国版Autoblog編集部が新型日産「リーフ」をいち早く試乗するために日本を訪れたとき、この次世代型電気自動車についてデザイナーと話をするチャンスがあった。もちろん、彼らは自分たちが新型リーフで成し遂げたことを誇りにしており、我々もそれは当然だと思う。新型リーフはグッド・ルッキングなクルマであり、その先代である旧型リーフのデザインから大幅に進化している。

それでも、新型リーフで出来ることには制約があったことを彼らは認めた。詳しく言うと、彼らはもっと車高を下げたり、大径のホイールを装着したかったと語っていた。特にホイールは拘っていた点らしい。ホイールの径を1インチ大きくすると、クルマの重量が15ポンド(約6.8kg)増加してしまうのだ。これは何よりも効率を重視する新型リーフで、最初からやる余裕は日産にはなかった。将来的にはさらにパワフルで航続距離が長いリーフも登場する予定だというが、日産のデザイナーたちはNISMOバージョンの可能性もほのめかしていた。



今回の記事で掲載しているのは、新型日産リーフのNISMO仕様がどのようなルックスになるかを、アーティストのAndrei Avarvarii氏が想像して描いたものだ。もちろん、デザイン・チームが切望していたローダウン・サスペンションや大径ホイールが装着されている。ホイールアーチに付けられたエクステンションは、車幅をよりワイドに感じさせる。グランドエフェクトを高めるエアロパーツはブルーで強調されている(NISMOの伝統的なカラーリングはホワイトとレッドの組み合わせだが、先代リーフをベースにNISMOが作り上げた「リーフ NISMO RC」はブルーの配色が採用されていた)。このブルーは、ブレーキ・キャリパーやカーボンのミラーキャップ、そしてリアのダブルスポイラーにも使用されている。エアロダイナミクスを向上させるため、リアにはディフューザーも装備されている。

電動パワートレインが瞬時に発生する強大なトルクの利点を活かすために、NISMO仕様ではリーフのパワーがもっと開放されるだろうと我々は推測している。当然ながら、よりスポーティに設定されたスロットルや大径ホイールによって追加された重量は、通常のリーフほど効率的な走りはできないことを意味するが、それは化石燃料を諦めようとする人に走る楽しみを与えるためのわずかな代価に過ぎない。現時点でそんな選択肢は限られている。もっと予算に余裕があるならテスラやBMW「i3s」を手に入れることも出来るだろう。しかし、そもそも電気自動車の効率を犠牲にしてまで、従来のクルマと同様の文脈でスポーティに仕立てることが、果たして正しいことなのかというと、我々も自信は持てない。日産リーフ NISMOは、分別はあるがスピード狂の環境保護主義者を満足させるだけのものかもしれない。少なくともシボレーが「ボルト SS」を造るまでは...。

By JOHN BELTZ SNYDER

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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