16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部第31節、バイエルン・ミュンヘン対VfLボルフスブルク。試合開始を待つバイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督(2017年4月29日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は28日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)グループリーグ第2節でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に完敗したことを受け、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督の解任を発表した。

 バイエルンは公式サイトで、「欧州チャンピオンズリーグのグループステージでパリ・サンジェルマンに0-3で敗れた試合を内部で議論した結果、バイエルン・ミュンヘンはカルロ・アンチェロッティと別の道を歩むことになった」と発表している。

 これに伴い、かつてバイエルンでプレーした元フランス代表のウィリー・サニョル(Willy Sagnol)氏が暫定的にチームを指揮することが発表されている。アンチェロッティ監督の下でアシスタントコーチを務めていたサニョル氏は、フランス・リーグ1のボルドー(FC Girondins de Bordeaux)で監督を務めた経験を持つ。

 バイエルンはまた、アンチェロッティ監督の息子、ダヴィデ(Davide Ancelotti)氏を含む4人のイタリア人スタッフを解任したと発表している。

 今季バイエルンは、27日に敵地でPSGに敗れる前から不安定な戦いに終始し、アンチェロッティ監督はプレッシャーにさらされていた。

 PSG戦後にアンチェロッティ監督は、戦術やフランク・リベリ(Franck Ribery)、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)、マッツ・フンメルス(Mats Hummels)をベンチスタートとした選手起用をめぐってドイツメディアから追及されていた。

 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は、「シーズン開幕後からチームのパフォーマンスはわれわれの期待に沿うものではなかった。そしてパリ(Paris)での試合で結論を出さなければならないことが明確になった。(スポーティング・ディレクターの)ハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)と私はきょう、カルロとオープンかつ真剣な話し合いの場を設け、彼にわれわれの決定を通知した」と解任に至った経緯を説明している。

「カルロは私の友人でありそれは変わらないが、われわれはバイエルン・ミュンヘンのためにプロフェッショナルな決断を下す必要があった。今はシーズンの目標を達成するため、今回のことがチームにポジティブな進化とトップパフォーマンスをもたらすことを期待している」

 バイエルンが0-3で敗れたのは、2015年5月のチャンピオンズリーグ準決勝のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦以来で、同大会のグループステージでは2001年3月のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦以来の大敗となった。

 ブンデスリーガでバイエルンは、6節を終えて首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と勝ち点3差の3位となっている。バイエルンは次節アウェーでヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)と対戦する。

 バイエルンのシーズン序盤の成績は、ドルトムントが優勝し3位に終わった2010-11シーズン以降では最悪となっている。

 昨季ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督から指揮官の座を引き継いだアンチェロッティ監督は、就任1年目でチームをリーグ5連覇に導いていた。

 なお、後任には昨季までドルトムントを率いたトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏の名前が挙がっている。
【翻訳編集】AFPBB News