移籍後2点目の本田圭佑、パチューカの戦い方から感じたW杯への課題とは?

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 FW本田圭佑がリーグ戦2得点目を挙げた。27日、リーガMX第11節が行われ、パチューカはクルス・アスルと対戦。82分から途中出場した本田は1トップの位置に入ると、89分にミドルシュートを突き刺した。有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』で得点シーンを振り返った。

 鮮やかなゴールだった。自陣からワンツーで敵陣に抜け出した本田がドリブル突破で相手DFをかわす。「あれは何もやってないというか、向こうが勝手にギャンブル的に取りにきたから。しかも賭けて取りにきたわりには、強引な深いタックルではなかったし。だから俺がすごかったというより、相手が自爆した印象ですよね」。後ろから詰めてきた相手選手のプレッシャーを受けつつも、冷静に一対一となったGKの頭上をぶち抜いた。

 これで連敗を3でストップさせたパチューカ。12月には北中米カリブ王者としてFIFAクラブワールドカップに出場することが決まっているが、本田は改善すべき課題が多いと話す。クルス・アスル戦で感じたのは次のようなことだった。

「なんか今日感じたのは、支配されていた方が落ち着いているんですよね、うちのチームは。焦ってない。これが俺たちのサッカーだみたいな顔をしている」

 そして、「ワールドカップにおける日本代表の立ち位置も似たようなもんでしょ?」と続ける。

「そう考えたらネガティブにとらえずに、それはそれでこのサッカーで自分が強烈な存在感を出すにはどんなトレーニングをして、どんなイメージで試合に臨めばいいのかを考えるうえでは、ワールドカップに向けていい準備になると思います」

 世界での戦いを考えると、相手にボールを保持される時間が増えるだろう。アジアでの戦い方では勝てないという声も聞こえてくる。そんな中で、本田は常にロシアの舞台を見据え、準備を進めている。

 だが、試合終了から数時間後に発表された日本代表メンバーには名前がなかった。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、召集を見送った理由を「本田は移籍したばかりで、ケガもしていた。現時点でのコンディションでは、代表ではプレーできない。しっかりトレーニングしてほしい」と説明した。

 本田に課せられた課題は、まさにパチューカで“強烈な存在感”を出すことだろう。メンバー発表会見では、「ロシア行きのチケットを確約されている選手は現時点で誰一人いない」とハリルホジッチ監督。サバイバルを勝ち抜くためにも、今はメキシコで結果を積み重ねるしかない。

※本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています。