稀代の“アシスト王”エジルは不人気? セリエA勢の求める人材でないと伊メディア指摘

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インテルなど複数クラブに打診もポジティブな回答なし

 アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、今季限りで契約満了となる一方、クラブとの契約延長交渉は進展していない。

 今季終了後に契約満了となるなか、エジル側はインテルなどセリエAの複数クラブに売り込みをかけたが、意外なまでの不人気ぶりが浮き彫りになっているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 エジルはアーセナルとの契約延長に応じるものと見られていたが、状況は一変した。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍話も浮上するなか、日本代表DF長友佑都の所属するインテルも移籍先候補に浮上している。

 だが記事では、「ノ・グラッツェ。インテルはメスト・エジルの名前に関して冷え切っている」と指摘。ピエロ・アウシリオ強化部長とワルテル・サバティーニ強化責任者の求める「本当のゴールではない」と完全否定されている。

 そしてエジル側は、イタリアの複数クラブに移籍の打診を持ちかけているものの、「ポジティブな回答が返ってきていない」と報道。イタリアでは、意外なほどの不人気ぶりが浮き彫りになっているという。

守備面を要求されるイタリアは相性が悪いか

 エジルはドイツ代表の一員としてブラジル・ワールドカップ優勝を果たし、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラ、そしてプレミアリーグでもアシスト王に輝いた実績のある司令塔だ。

 アーセナルでは守備面での責任感の軽さや、大舞台での弱さが取り沙汰されているが、攻撃のオーガナイザーとしての能力はいまだ天下一品。だが、売り込みを受けたというインテルのルチアーノ・スパレッティ監督は、現在の司令塔であるポルトガル代表MFジョアン・マリオを高く評価しているという。

 戦術至上主義と呼ばれるイタリアでは、誰もが守備面での負担を課されることになる。エジルにとってカルチョの国は、相性が悪いのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images