ミランはEL2連勝も、守備に不安を残す

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[9.28 ELグループリーグ第2節 ミラン3-2リエカ]

 ヨーロッパ・リーグ(EL)は28日、グループリーグ第2節を行い、ミラン(イタリア)はホームでクロアチア王者リエカと対戦し、3ー2で勝利した。ミランはEL2連勝とし、D組首位となっている。

 セリエA第6節・サンプドリア戦(0-2)で完敗を喫したミランは先発を6人変更。最終ラインにDFマテオ・ムサッキオが、中盤はMFハカン・チャルハノール、MFマヌエル・ロカテッリ、FWファビオ・ボリーニが先発復帰となり、21歳FWアンドレ・シウバと19歳FWパトリック・クトローネの若手2トップが最前線に配置された。

 前半3分、ミランのミスからリエカが決定機を迎える。最終ラインが乱れた隙にFWヤコフ・プルジッチが裏に抜けると、パスを受けたMFエベル・アラウホ・ドス・サントスがPA左から左足シュートを放つ。ボールはゴール右に流れたものの、開始早々からミランに嫌なムードが漂った。

 細かいミスが目立つミランだったが、前半14分に均衡を破る。左サイドのボリーニから長い縦パスが入ると、相手守備の裏を抜けたA・シウバがPA左から切り込んで右足シュート。9月14日のEL第1節・オーストリア・ウィーン戦(5-1)でのハットトリック以来となるA・シウバの得点で、ミランが先制に成功。ピンチを切り抜けて1-0で前半を折り返す。

 後半に入り、前半で負傷したチャルハノールが交代となり、MFジャコモ・ボナベントゥーラが投入される。すると同8分、右CKからミランが追加点。クトローネが頭でそらしファーサイドに流れ、DFレオナルド・ボヌッチがかかとで器用に折り返す。最後にムサッキオが押し込んで2-0とリードを広げた。

 終盤にミランを最悪の展開が襲う。後半39分、中盤でボールを奪われると、ボヌッチがFWボアドゥ・マクスウェル・アコスティに振り切られて独走を許す。飛び出したGKジャンルイジ・ドンナルンマもかわされ、無人のゴールに流し込まれた。同44分にはPA右でDFアレッシオ・ロマニョーリがMFマティッチ・ツルニッチを倒してPK献上。DFヨシップ・エレツにゴール左に決められ、2-2と試合を振り出しに戻された。

 しかし後半アディショナルタイム3分過ぎにミランが勝利を呼び込む。左サイドから中盤にボールを運んだボリーニがPA内に浮き球パスを送り、クトローネが抜群の反応で抜け出し、左足で軌道を変えて勝ち越し弾を流し込んだ。3-2で試合は終了し、ミランはEL2連勝。しかし守備面の不安は解消されないまま、10月1日にリーグ序盤の山場・ローマ戦を迎える。


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