仏ボルドー近郊のシャトーでブドウをタンクに集める従業員(2017年9月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスの有名なワイン産地であるボルドー(Bordeaux)地域のブドウ畑で今月、少なくとも合計7トンのブドウが夜間に盗まれていたことが、警察当局の話から明らかになった。同地域では悪天候によりブドウの生産量が減少していた。

 警察当局が27日にAFPに伝えたところによると、9月中旬以降、同地域のブドウ畑3か所でブドウの実が盗まれたり、木ごと引き抜かれたりする事件が相次いだ。プロのワイン醸造業者の犯行であることは明らかだという。

 世界的に有名なワイン産地サンテミリオン(Saint Emilion)近郊のジェニサク(Genissac)の畑からはおよそ6.5トンのブドウが、そして最高級の赤ワインの生産地として知られるポムロール(Pomerol)のワイン畑からは600〜700キロのブドウが盗まれた。

 また、モンターニュ(Montagne)近郊の畑からはブドウの木500本が根こそぎ盗まれたという。さらに地元メディアの報道によると、ラランド・ド・ポムロール(Lalande-de-Pomerol)の畑が4番目の盗難被害にあった。

 ブドウの盗難事件は以前からあるものの、今年は発生件数が急増しており、背景にはブドウの不作があるとみられる。
【翻訳編集】AFPBB News