チェックしよう! あなたは太る体質?

普通に立って、両手を頭上に上げます。思いっきりおなかをへこませて、ウエスト(くびれの一番細い部分)の横に定規(メジャーなど)を当て、おなかの厚さを測ってみましょう。

【判 定】
男性は15cm以上、女性は12cm以上あったら、おなかを伸縮させるのに十分な筋力をもっていない。ズバリ、太る体質です。

ボディメンテナンス・ダイエット1

肩こり・腰痛・ストレス解消 多様な効果で元気な体をつくる。
体を柔らかく、筋力アップし、燃焼系の体をつくる。1回目は腸機能と基礎代謝を高める腹横筋エクササイズ。

ボディメンテナンス・ダイエットとは

ダイエットは、健康を損なうようなものでは意味がありませんし、手軽にできる方法でなくては続きません。そこで今回から、無理なくできてより健康になれる「ボディメンテナンス・ダイエット」を紹介します。
「ボディメンテナンス」とは、体の調子を整える、維持させるという意味です。疲労を回復させて代謝を高め、脂肪を燃焼させて引き締めるというのが、このダイエットの基本です。トップアスリートのコンディショニングからヒントを得て、運動をまったくしないという一般の人でもできるように開発したものです。どのエクササイズも約5分間でできるようになっていますから、まとまった時間がとれない忙しい方でも無理なくできるはず。

酸素をたくさん吸って体に取り込みながら筋肉を伸縮させ、吐きながら筋肉を伸縮させることで柔らかい体をつくり、適度に負荷をかけて動かすことで筋力アップをはかり、燃焼系の体をつくっていく……。
このエクササイズを続けることで、ダイエット効果はもちろん、肩こりや腰の張りなどからくる痛みの解消、体の機能改善、ストレス解消にも効果が認められています。ダイエットだけでなく、多様な効果を持つエクササイズ法なのです。

まずは1週間、2週間、1カ月と続けてみてください。体の動きが楽になり、手足など体の一部でも温かく感じられるようになれば、効果が上がっている証拠。1カ月間続ければ、体が引き締まってきているのが感じられるはずです。あせらず、続けることが大切です。

行う回数は1日に5回が目安です。落ちている代謝をアップさせるために、代謝が下がっている食前の空腹時(3回)、体温が下がっている起床時、1日の疲れがたまる就寝時に行うのがよいでしょう。5回できればベストですが、2〜3回程度でもできるだけ毎日続けることが大切です。タイミングにこだわらず、家事や仕事の合間に気分転換として手軽に行えるメニューも紹介します。

目安の回数が行えなくても、1回ごとのエクササイズを正しくていねいに実行すること、そして続けることが肝心です。体調が悪いときは休止するべきですが、疲れているときは、むしろ無理のない程度に行うほうが回復を早めることもあります。

腸機能・基礎代謝をアップさせる腹横筋エクササイズ

おなかの周りを腹巻のように覆っている腹横筋は、息を吸うときに腸を内側に押し込んで、おなかを伸縮させる役割があります。この腹横筋が弱いと、腸間膜に脂肪がたまり、重くなって下に落ち込んでしまいます。伸縮しないガチガチの腸は機能も低下し、便秘や基礎代謝の低下も招いてしまいます。

そこで、今回は全身の筋肉の動きを取り入れた腹横筋のエクササイズを紹介します。しっかりおなかをへこませ、息を吐ききることが大切です。腹式呼吸をしっかり行うことでも横隔膜が上下し、腸が伸縮します。毎回、呼吸とおなかのへこみを意識してエクササイズに取り組みましょう。

●前かがみ下腹へこませ運動――代謝アップ効果バッチリ!

体に酸素をたっぷり取り込める腹式呼吸をしながら、腹横筋を強化します。
(10回で1セット 1日3セット 毎食前に行う)

1.両足を肩幅くらいに開き、両手を前で組みます。組んだ手を頭上に上げながら、6秒かけて鼻から息を吸い込んでおなかをふくらませましょう。息を吸ったときにおなかがふくらんでいるかを確認!

2.6秒かけて両手を前に倒しながら、口から息を吐き出します。このとき、上半身を丸めて、ひざを曲げ、腰を少し落としながらおなかをぐっとへこませます。ボールを抱えるイメージで。
ポイント 上半身を曲げるときは、股関節からではなく、背骨を曲げ、おへそをのぞき込むように頭を下げて体を丸めます。

3.息を吐ききったら、6秒かけて鼻から息を吸いつつ上半身を起こし、1の姿勢に戻ります。両腕は耳の後ろに、あごを上げて胸を張ります。

●引き足ひねりへこませ運動――ひねりを加えてわき腹すっきり!!

斜めにひねりを加えることで、下腹だけではなく、わき腹も引き締めます。
(左右交互に10回で1セット 1日3セット 毎食前に行う)

1.6秒かけて鼻から息をたっぷり吸いこみ、両手を頭の上で組みます。

2.6秒かけて口から息を吐きながら、右足を後ろへ引き、体を左側へひねります。ひねるときに一緒におなかもへこませます。

3.前に組んだ両手がひざの下にくるまで、ぐいっと腰を落とします。息を吐ききったら、6秒かけて鼻から息を吸い、1の姿勢に戻ります。今度は左足を後ろに引いて、体を右にひねります。
ポイント 組んだ両手はしっかりひざの下まで届くように意識して、腰を落とします。

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2010年12月に配信された記事です