犬の抜け毛

犬を飼育する上で考慮したいのが「抜け毛」の量ではないでしょうか。アレルギーの要因にもなり、ブラッシングやトリミング、日々の掃除にも関係してきます。

春先と秋口にある「換毛期」には、「冬毛」と呼ばれる被毛が抜け替わるため特に抜け毛が多くなります。冬毛は寒さに耐えるための被毛なので春先に抜け、気温が下がる秋口に再び生えます。冬毛が生える際に、死毛と呼ばれる余分な毛が抜けるため、秋口も春先同様に抜け毛が多くなるのです。

こういった冬毛を持つ犬は寒い地域原産の犬種に見られ、これらの犬は「ダブルコート」と呼ばれる「アンダーコート」と「オーバーコート」という2種類の被毛を持ちます。このアンダーコートと呼ばれる、被毛の内側に生える柔らかい毛が主に抜け毛の原因となります。

一方、抜け毛が少ない犬は「シングルコート」と呼ばれ、アンダーコートが生えない被毛を持ちます。ダブルコートとは逆に暖かい地域が原産の犬種に多く見られます。

抜け毛が少ない犬種

.廖璽疋 (Poodle)

プードル、トイプードルはシングルコートの巻き毛を持ちます。人間の髪と同じような抜け方はしますが、巻き毛のため抜けても他の毛と絡まり、床に落ちることがほとんどありません。他の毛と絡まった抜け毛は毎日のブラッシングやトリミングで取り除く必要があります。非常に頭の良い犬種であることでも知られ、その可愛らしさから人気も高い犬種です。

▲泪襯繊璽此Maltese)

マルチーズはアンダーコートのないシングルコートです。艶のある直毛の被毛を持ちます。抜け毛は少ない犬種ではありますが、美しく長い被毛を保つために、頻繁なコーミングが必要です。その明るい性格と白く美しい被毛から根強い人気を誇ります。

シー・ズー(Shih Tzu)

緩やかにウェーブした柔らかい毛が特徴のシーズー。絡まった毛を取り除くために定期的なブラッシングが必要です。短い鼻と大きな目が可愛らしく、利口で活発な一面も人気です。

ぅ茵璽シャー・テリア (Yorkshire Terrier)

その華麗な見た目からも「動く宝石」とも呼ばれるヨークシャー・テリア 。別名の通り、被毛は光沢があり、美しい絹糸状をしています。被毛は長く伸ばすことができますが、その場合は毎日のグルーミングが必要です。気品あふれる姿に賢い性格。身体は小さいながら勇敢な犬としても知られています。

ゥ咼轡腑鵝Ε侫蝓璽次Bichon Frise)

巻き毛のダブルコートの被毛を持つビション・フリーゼ。毛量が豊富ですが抜け毛は少ないとされており、プードルと同様にカットは様々な形を楽しめます。また、抜け毛が絡まりやすいため、ブラッシングは欠かせません。元気いっぱいで明るく愛らしい性格です。

Ε檗璽船絅-ズ・ウォーター・ドッグ(Portuguese Water Dog)

ポルトガル原産の漁用犬であるポーチュギ-ズ・ウォーター・ドッグ。被毛は短めの巻き毛と、長毛の波状毛のタイプが生えます。抜け毛はほとんどないといわれていますが、毎日のブラッシングと月1回程のトリミングは欠かせません。泳ぐことや運動が大好きで、オバマ元大統領が飼育していることでも有名です。

Д轡絅淵Ε供次Schnauzer)

シュナウザーはダブルコートの被毛を持ちますが、換毛期がないため抜け毛が少ないといわれています。ミニチュア、スタンダード、ジャイアントの三つのサイズがいます。中でもミニチュア・シュナウザーは身体が小さいこともあり、中でも抜け毛が少ないといえます。絡まった被毛を取り除くため、毎日のブラッシングは欠かせません。被毛の手入れのしやすさと、忍耐強く利口な性格も人気の理由です。

まとめ

抜け毛が少ないといわれている犬種をご紹介しました。抜け毛が少ないというのは、抜け毛自体が少ないわけではなく、他の被毛と絡んで抜け落ちる毛が少ないといえます。そのため定期的なブラッシングやトリミングは欠かせません。美しく健康な被毛を保つためにも、愛犬の被毛のお手入れはしっかりとしたいものですね。