28日、韓国・ヘラルド経済によると、ソウル地下鉄の駅構内に登場した日本のキャラクター・初音ミクの広告が「官能的過ぎる」「露出がひどい」といった批判を集めているという。写真は問題となっている初音ミクの広告。

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2017年9月28日、韓国・ヘラルド経済によると、ソウル地下鉄の駅構内に登場した日本のキャラクター・初音ミクの広告が「官能的過ぎる」「露出がひどい」といった批判を集めているという。

広告が設置されたのは、地下鉄2号線の三成(サムソン)駅。ソウル随一の大型複合施設「コエックスモール」と直結するほか、付近にはオフィスやショップが軒を連ねており、幅広い年齢層の乗客や外国人観光客も多く行き交う駅だ。

広告は、韓国の初音ミクファンたちが資金集めをして掲出したものというが、記事が紹介した市民たちの反応は一様に手厳しい。初音ミクの設定年齢と同じ16歳の女子たちは胸元をあらわにしたキャラクターに「不快だ」と口をそろえ、「これは小児性愛ではないか」との指摘も飛び出した。

2人の子を持つ母親のキョンさん(32)も、特に子どもたちへの影響を懸念し「公共の場所に出す広告ではない」と否定的。65歳の男性チェさんも「何のために幼い子をあんなふうに胸が全部見えるようにいやらしく描いているのか。大人たちはまだしも、子どもたちが通って毎日目にするだろうに。望ましくない」と話す。

さらに視覚デザインを専攻しているという21歳の男性イムさんも「デザイン専攻者の目から見ても官能的だ」と批判し、「公共の場所なのだから、どうせならファッションだとか韓国の良いイメージを知らしめる広告が多い方がいいのでは」と指摘した。

こうした意見が出ていることについて地下鉄を運営するソウル交通公社は、「人によって官能性に対する判断基準は異なり得る」として、多様な年齢層・性別で構成された審議委員会を問題なく通過して同広告が掲出に至ったと説明している。

この報道に接した韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられているが、広告への賛否は割れているようだ。

一方では「正気じゃないな」「年のいった私でも小児性愛だと思う。関係者の責任を追及すべきだ」「これが官能的でないなら何が官能なんだ?公社はとりあえず謝罪して早く広告を下ろせ」といった批判や「ここは韓国であって日本じゃないぞ」との怒りの声が寄せられている。

しかし他方では「韓国のガールズグループよりましだよ」「テレビで未成年アイドルがミニスカートはいて腰を振ってるのは問題ないのか?」「どうせ好きな女性アイドルがこんな格好で出てきたらかわいいと褒めるくせに」といった意見や、「初音ミクをわいせつだと言う人を初めて見た」との声も。

また記事のインタビューに登場し広告に反対した市民たちについて「この人たちは日本旅行には絶対行けないね」との指摘もあった。(翻訳・編集/吉金)