かつて韓国を率いたヒディンク photo/Getty Images

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多くの韓国サポーターが心より熱望するフース・ヒディンクの招聘だが、具体的なアクションには至っていないのが現状のようだ。同国サッカー協会の幹部が明かしている。

「韓国サッカーの為ならどんな形であれ、貢献したい」。14日の会見ではそのように語り、同国からのラブコールに反応していたオランダの名将だが、韓国サッカー協会のキム・ホゴン技術委員長によって明かされた実状は決して芳しいとは言えないものだった。『朝鮮日報』も「ヒディンクにメールは送ったが返事ナシ」と銘打ち、状況を説明する同委員長の言葉を伝えている。

「(14日の)会見が終わった後、我々はヒディンク氏に対し、具体的な役割や条件についてのメールを送信したが、詳細な言及やこれといった返事をもらうことはできなかった。来月にロシアと試合を行うが、その際により細かな話し合いができるよう期待している」

彼らがこのテーマに執着した姿勢を見せるのも無理はない。2002年の日韓W杯において、ヒディンクは決してワールドクラスとは言えない持ち駒を最大限に活かし、世界4強という偉業を達成したからだ。また、レアル・マドリードやPSV、さらにはロシア代表の指揮官も歴任するなど、その豊富な経験も魅力的な要素である。なお、ホゴン技術委員長は「来年のロシアW杯を現在のシン・テヨン政権で戦うというスタンスは変わらない」とも主張。“ヒディンク・コリア”の再結成は早くとも2018年の夏以降になるようだ。