ハリルホジッチ監督はFW本田圭佑の招集を見送った

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 ついにリストからも外れた。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は28日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、10月6日のキリンチャレンジ杯・ニュージーランド戦(豊田ス)、同10日の同ハイチ戦(日産ス)に臨む日本代表メンバーを発表。24人のメンバーリストにFW本田圭佑(パチューカ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、MF長谷部誠(フランクフルト)の名前はなかった。

 今年3月に右膝を手術し、8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦で代表に復帰した長谷部についてハリルホジッチ監督は「ケガの問題もあったので、そういったことも考慮した。試合後にいつも心配を抱えていたので、しっかり治してもらうために入れなかった」と説明。クラブでは直近3試合連続でフル出場を続けているが、ケガのリスクも踏まえ、招集を見送った。

 19日のカラバオ杯3回戦・リバプール戦、23日のプレミアリーグ第6節・リバプール戦と公式戦2試合連続ゴール中の岡崎も選外となった。指揮官は「杉本と武藤にチャンス、機会を与えたいと思った」と、FW大迫勇也を軸に据えるセンターフォワードにおいて、出場機会に恵まれてこなかった2人を優先。国内組で出場した東アジア杯を除けば、岡崎が代表から漏れるのはケガのため招集されなかった12年10月以来、約5年ぶりとなった。

 本田も東アジア杯を除けば、ケガの影響で招集を見送られた13年3月以来、約4年半ぶりの落選。ハリルホジッチ監督は「彼もケガをしていた選手。しっかりコンディションを取り戻し、クラブでより長い時間、試合に出てもらいたい」と言及した。

 本田は27日に行われたクルス・アスル戦に後半36分から途中出場。1トップの位置に入り、同44分に今季2ゴール目を決めたが、クラブで定位置をつかむには至っていない。「彼は移籍した。そしてケガをしていた。現時点のコンディションでは代表ではプレーできないと思う」。大事を取った長谷部、他の選手にチャンスを与えた岡崎よりも、厳しい言葉で叱咤した。

「コンディションを取り戻したら、またメンバーに入ってくるかどうかというところを考えたい」。本田に限らず、「ロシアへ確実に行けるという選手はだれ一人いない」と選手間の競争を促す指揮官は「彼(本田)だけでなく、どの選手もしっかりトレーニングして、クラブでポジションを勝ち取ってもらわないといけない」と強調した。

(取材・文 西山紘平)