27日、韓国メディアによると、韓国・アシアナ航空の操縦士らが飛行中に口論を繰り広げ、コックピットの中でペットボトル飲料を投げつける事態まで発生していたことが分かった。写真はアシアナ航空機。

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2017年9月27日、韓国・ニューシスによると、韓国・アシアナ航空の操縦士らが飛行中に口論を繰り広げ、コックピットの中でペットボトル飲料を投げつける事態まで発生していたことが分かった。

20日に韓国・仁川空港を出発し、イタリア・ローマに向かっていたアシアナ航空機内で、操縦業務を担当したA機長とBチーム長は怒号が飛び交うほど激しい口論を繰り広げた。ついにはBチーム長が操縦席に座るA機長に向かってペットボトル飲料を投げつける事態にまで発展したという。当時、機内には約200人の乗客が乗っていた。

韓国野党「自由韓国党」のキム・ソンテ議員によると、国土交通部が現在、同事件について詳しい調査を進めている。

コックピット内でペットボトル飲料を投げる行為は、電子装備システムに問題を起こして航空運航に支障をきたす可能性があり、大きな事故につながりかねない。乗客の安全を担う操縦士の心理的な興奮や不安は航空機の運航に大きな影響を与えざるを得ない。

アシアナ航空では昨年12月にも、離陸直前に操縦士らが殴り合いのけんかをして警察が出動する事件が発生していた。当時、暴行を加えた操縦士がそのまま操縦業務を担当し、大きな批判を呼んだ。

キム議員は「操縦士の危険な不正行為は飛行機の運航だけでなく乗客の安全にも直結する」とし、「懲戒はもちろん、自社教育強化などの再発防止策の構築が急がれる」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「責任感ゼロ。操縦士としての資格もゼロ」「乗客の安全のことは全く考えなかったのか?」「操縦免許を剥奪するべき。自殺テロの可能性もありそう」「相性の合わない2人が組んだらそうなることもある。殺人が起きたらどうするの?」など操縦士らに対する批判や不安の声が数多く寄せられている。

そのほか、「採用する時は人間性を重視してほしい。技術は教えればいいけど、人間性はどうにもならないから」と訴える声や、「操縦士の完全なAI化が早く実現しますように」と願う声も見られた。(翻訳・編集/堂本)