モナコのレストランで提供されている野菜の料理(2015年4月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】豪メルボルン(Melbourne)の連邦裁判所は28日、脳腫瘍を自然療法で治癒したとうそをつき人々を欺いたとして今年3月に有罪判決を受けたブロガーの女に対し、41万豪ドル(約3600万円)の罰金刑を言い渡した。

 ベル・ギブソン(Belle Gibson)被告(25)は、インド古来の治療法アーユルベーダやグルテンを抜いた食事などの代替治療により脳腫瘍を克服したとうそをでっち上げ、2013年に料理本やスマートフォン向けアプリを発売。42万豪ドル(約3700万円)あまりを売り上げたという。

 しかし2015年、ギブソン被告は雑誌に対して病気が作り話だったことを告白。本の売り上げの大半を寄付するという約束も守られていなかったことが明らかとなった。

 量刑言い渡しの場に被告は出廷しなかったが、デブラ・モーティマー(Debra Mortimer)裁判長は「被告の行動に何かしら共通するものがあるとすれば、それは自分自身と、自分に最も利益となるものへのとどまることのない執着心である」と述べた。

 またギブソン被告は脳腫瘍を持つ子どもの家族に売り上げを寄付するなどと語っていたが、モーティマー裁判長は「被告がこのようなことを行ったのは、一般の人々に商品を買うように勧め、自分と自社の収入を生み出し、自らとその営利活動を宣伝するためだった」と断言した。
【翻訳編集】AFPBB News