写真週刊誌の歴史は?

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写真週刊誌というジャンルがあります。現在は光文社の『FLASH』と、講談社の『FRIDAY』の2誌のみが発行されています。特に『FRIDAY』は、芸能人の熱愛スキャンダル写真などを多く掲載することで知られ、「フライデーされる」といった動詞表現も生まれました。

お金がかかる?

現在、写真週刊誌は2誌のみになってしまいましたが、かつては多くの出版社が写真週刊誌を出していました。有名どころでは新潮社が出していた『FOCUS』が知られているでしょう。さらに、小学館の『TOUCH』、文藝春秋の『Emma』といった雑誌がありました。80年代に創刊されて、各社がスクープにしのぎを削っていましたが、相次いで休刊を迎えています。これはなぜかといえば、写真週刊誌は、張り込みなどに時間がかかり、制作予算がかかります。さらに、芸能人や政治家のスキャンダルをねらうため、通常ルートでの取材ができにくくなります。そうした環境で、毎週雑誌を出し続けるには体力や予算が必要だといえるでしょう。

バブルと並走した

これらの写真週刊誌は、日本がバブル社会を迎えたころに多く刊行されていました。それだけ作る環境に余裕があったのだとわかります。現在の『FLASH』や『FRIDAY』もスキャンダル路線は全面に出さずに、アイドルのグラビアを掲載するなど、紙面の内容が変わりつつあります。写真週刊誌も時代に合わせて変化しているといえるでしょう。