【ビデオ】BMW、「530e iPerformance」にワイヤレス充電システムをオプションで提供開始

【ギャラリー】BMW Wireless Charging11


BMWは、プラグイン・ハイブリッド車「530e iPerformance」用にワイヤレス充電システムを、2018年から純正オプションとして提供すると発表した。このシステムを使えば車両と充電器をプラグでつなぐことなく、3.5時間で9.2kWhのリチウムイオン・バッテリーパックをフルチャージできるという。

ワイヤレス充電は全く新しいコンセプトという訳ではないが、自動車メーカーが純正オプションとして充電パッドを提供するという点では、BMWは先行する会社の1つになりそうだ。



このシステムでは、220ボルトのコンセントにつながれた一次コイルを内蔵するワイヤレス充電ローディングプレートと、車体の底面に搭載された二次コイルを使用する。2つのコイルの間で交番磁界が発生し、ケーブルでつないだ場合とほぼ同じ最大3.2kWの出力パワーによって充電が可能になるという。クルマに搭載されたセンサーが、パッド上の正確な位置にクルマを停められるようにサポートしてくれる。



BMW、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、ボルボなどの自動車メーカーは、いずれも今後数年間で自社のクルマを電動化する野心的なプランを発表しており、これによって電気自動車が増えることから、ワイヤレス充電システムの需要も急激に高まっている。メルセデス・ベンツのプラグイン・ハイブリッド車「S 550 e」には、クアルコム(Qualcomm)社のワイヤレス充電システムが採用されている。米国の新興企業Evatran社は、テスラ「モデルS」や日産「リーフ」、BMW「i3」、シボレー「Volt (ボルト)」向けの「Plugless」という充電システムを発売した。さらに、クルマが走行しながらバッテリーを充電することができるように充電パッドを道路に埋め込む実験も始まっている。

もちろん、実用化には子供がスケートボードで充電パッドの上を走っても耐えられるかを検証する必要があるだろう。



By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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