探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者様は、丸川琴乃さん(仮名・37歳)。同じ旅行関連会社に勤める旦那様の様子がおかしいと、私達のカウンセリングルームに相談にいらっしゃいました。

琴乃さんはセミロングのヘアを、オレンジ色の巨大なシュシュで1つ結びにしており、黒のギンガムチェックのフレア袖のトップスから、白くむっちりした二の腕が覗いています。ボトムはグレーのキュロットスカートで、全体的に女子力がとても高くモテそうです。会社帰りだったので、黒のA4サイズバッグを2つも持っています。1つにはノートパソコンと書類が入っており、もう1つには2リットルの水のペットボトルと保温型のお弁当ポーチ、単行本と地図帳が入っていました。

「荷物が多くてすみません。相談というのは、同じ会社の別部署で働く夫のことなのです。夫は2年前に今の部署に異動になり、超最悪のパワハラ女が上司になったんです。一時期話題になった女性議員にどこか似ていて、“こんなこともできないんですかっ!”とか“こんな失敗するなんて信じられませ〜ん”などなど、丁寧な言葉であれど、皆の前で甲高い声で怒鳴っていたと聞きました。私の部署とは別のビルだからよくわからなかったのですが、気が弱い夫は、それに怖気づいてしまい、一時期うつで休職していたのです。先月から復帰しましたが、そのあたりからちょっと様子がおかしいんですよ」

琴乃さんが異変を感じたのは、旦那様がお弁当を持って行くようになったこと。それまで、社食やコンビニ飯が大好きで、手作りなんてしたことがなかったのに、おかしいと思ったそうです。

買い置きのお米がみるみる減っていく……その理由とは?

「夫は2〜3日に1回程度なのですが、朝早く起きて、卵焼きや野菜炒めを作って、慣れない手つきでお弁当箱に詰めているんです。食材の減り方を観察していると、結構な量を持って行っているらしく、お米の減り方が半端じゃないんです。それまでは、5kgのお米を買えば、1か月以上はもったのに、3週間くらいで底がつきかけています。理由を夫に聞いたら“最近、腹が減るんだ”と言っていたのですが、どうも信じられないんですよね」

もうひとつ気になることは、ネックレスをつけ始めたこと。それまでの旦那様は、アクセサリーが大キライで、結婚指輪さえ置きっぱなしだったそうです。

「私はつけて欲しいのですが、手や首の周りに何かあると落ち着かないと言うんです。腕時計やマフラーさえもつけないので、結婚指輪をつけないことは容認していたのです。でも、最近は海外のハイブランドのメンズネックレスをつけているんですよ。おかしいと思いませんか?」

見慣れぬアクセサリーや革小物の背景には、パートナー以外の恋人の存在があるケースが多いです。思い当たる女性がいないのか、琴乃さんに伺ったところ、「誰もいません」とのことでした。なんでも、旦那様は男子校育ちで真面目、女友達もいなければ、作る気もない。結婚も、同期入社の琴乃さんのリードがあったからこそできたという非恋愛体質。SNSなどもやっておらず、趣味も特にないといいます。

「病気で休職しているときに、落語にはハマっていましたけれど……あとは、高校の同級生の男子同士でバスケットボールを観に行くことくらいですね。でも、絶対に何かあるんですよ。隠している気配がするんです。ルンルンしているし、たまに部屋でミスチルを聞いていることもあります。内気な男性の心情に寄り添うラブソングを聞いてジーンとしているって、やはり恋をしているのだと感じます」

浮気しているかどうか、ズバリ聞いてみたい。しかし、旦那様の性格を考えると、問い詰めると否定して証拠を隠滅されそうだと琴乃さんは語ります。

「相手の女性が何者なのか知りたいので、調査をぜひお願いします。別に結婚生活に夢も希望もありませんが、まだ結婚3年で、子供ができないうちに浮気をされると本当に面白くないんですよ。とはいえ、離婚はしたくありません。同じ会社だし噂になるのも嫌なのです」

お弁当の中に入れているのは、煮物や野菜炒めなどヘルシーなものばかり。これらの食べ物を旦那様は基本的に食べない。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

お弁当の中身はどこに消えたのか……会社の近くのデート現場で行なわれていた愛の行為とは?〜その2〜に続きます。