本田の落選理由はコンディション不良 ハリル監督「現時点では代表でプレーできない」

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27日に今季2得点目をマークした本田だが…今回は代表招集を見送り

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はキリンチャレンジカップ、ニュージーランド戦(6日)とハイチ戦(10日)に臨むメンバーを発表し、FW本田圭佑(パチューカ)はメンバーから落選した。

 現地時間27日にメキシコリーグ(リーガMX)で今季2得点目をマークした本田だが、指揮官は落選理由をコンディション不良にあるとしている。

 かねてより招集見送りがささやかれていた本田だったが、ハリルホジッチ監督はあくまでも冷徹に判断を下した。会見前にメキシコで行われた前期第11節のクルス・アスル戦に臨んだ本田は、後半37分からセンターフォワードとして出場。同45分、本田はセンターサークル内でワンツーのリターンを受けると、そのまま一人残っていたDFにドリブル突破を仕掛ける。右に行くフェイントで釣って得意の左足側に持ち出すと、GKとの1対1でゴール右上にシュートを決めてチームの4点目をゲットした。

 結果を残した形となった本田だが、その時点での調子を最重要視する指揮官の眼には、再び代表に招集するタイミングではないと考えたようだ。このようにハッキリと口にしている。

「本田についてだが、彼は移籍をした。そして怪我をしていた。現時点でのコンディションでは、代表ではプレーできないと思う。彼にはしっかりトレーニングしてもらいたい」

実績のある本田を“特別扱い”せず

 ゴールを決めたとはいえ、この日の本田は試合終盤からの途中出場だった。今季開幕前に肉離れした影響もあってかプレー時間を伸ばせてはおらず、6日に行われたロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦でも先発出場したものの明確な結果を残すには至らなかった。それだけにハリルホジッチ監督としても実績のある本田を“特別扱い”するつもりがないことを示した。

「彼だけではなく、トレーニングをしてクラブでポジションを勝ち取ってもらわなければいけない。そして、クラブと代表で要求される役割が違うこともある。それも全員が高いパフォーマンスを出すことがロシアに行く条件だ」

 指揮官はこうも言っている。かつてCSKAモスクワ時代にプレーしたロシアの地。本田がW杯で再び辿り着くためには、メキシコで結果を残し続けるしかない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images