ふとした瞬間、指の皮をむいてしまうようなクセはありませんか?指の皮でなくても、唇の薄皮や爪のささくれなど…身体の皮をむいてしまうようなことを「強迫性皮膚摘み取り症」と呼びます。意外と多くの人が無意識の内にやっている指の皮むき、そこに隠された心理や改善方法についてご説明します。

強迫性皮膚摘み取り症の心理

強迫性皮膚摘み取り症は、他にも「自傷性皮膚症」や「スキン・ピッキング」という名称でも知られています。指の皮をむく行為自体は自傷癖の一つとされていますが、実際にはリストカットのような深刻な状態ではありません。指や唇の薄皮を向く心理には、

●欲求不満
●不安
●ストレス
●イライラ

などが隠されています。特に「誰かから認められたい」と思う承認欲求が満たされないときなどにもあらわれますね。指の皮をむく行為と同じように、ニキビや吹き出物などを必要以上に触ってしまうor潰してしまう行為も似たような心理がかかわっています。爪を噛む行為にも似たように精神的な理由 がありますよ。

ストレスの解消が一番の改善法

強迫性皮膚摘み取り症は、皮をむいた部分だけが色素沈着を起こしたり出血したりしてデメリットだらけです。また、周囲の人も見ていてあまり気持ちの良いものではないですよね。これを改善・解消するには、ストレスの解消が最も有効的です。指の皮をむいているときは、なるべく「自分が今指の皮をむいている」ということに気づけるようにしましょう。もし気づいたら、そのタイミングでストレス解消に向けて行動してみてください。甘いお菓子を食べたり、ゆっくりコーヒーを飲んだり、深呼吸してみたり…。自分が皮をむくタイミングが、ストレスのあらわれるタイミングです。そのタイミングさえ掴んでしまえば、症状も一気に快方へと近づけますよ。

ネイルや手袋で物理的な対策をする

指の皮をむいてしまう人や、爪のささくれをむしる・もしくは爪を噛むような人は、ハンドクリームやマニキュアなどで対策しましょう。こまめにハンドクリームを塗っておけば、クリームを塗った箇所の皮をわざわざむしる気も起きにくくなります。マニキュアの塗られた爪を噛んだりささくれをむしるのも、ちょっと抵抗がありますよね。「皮をむきたい」、「爪を噛みたい」といった自分の心境に気づいたら、すぐにハンドクリームやマニキュアで対処しましょう。唇の皮をむいてしまう人は、リップクリームを塗ると良いですね。


writer:さじや