28日、新京報は、小池百合子東京都知事の新党「希望の党」立ち上げに関し、「日本の野党は退勢を挽回できるのか?」と題する文章を掲載した。写真は日本地図。

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2017年9月28日、新京報は、小池百合子東京都知事の新党「希望の党」立ち上げに関し、「日本の野党は退勢を挽回できるのか?」と題する文章を掲載した。執筆したのは学者の和静鈞(ホー・ジンジュン)氏だ。

党代表を務める小池氏は27日の設立記者会見で「しがらみのない政治、大胆な改革を築いていく新しい政治。日本をリセットするために希望の党を立ち上げる」「この時期に日本をリセットしなければ国際間競争、安全保障等を十分守り切れないのではないだろうか。危機感を共有する仲間が集まった」などと述べた。

筆者は小池氏が語った「日本にはありとあらゆるものがあるが希望が足りない」との言葉を取り上げ、この発言は安倍首相の施政に対する否定的見方を示すものだと指摘。また、小池氏の台頭には特殊な背景があると述べ、「今年7月に安倍内閣支持率は30%を切ったが野党は低迷、与党危機とはならなかった。調和を欠いた政治は国民の憂慮を引き起こし、チェックアンドバランスのための強力な政党の出現が期待された」とした上で、小池氏が創設した都民ファーストの会が7月の都議会選で圧勝したことを説明する。

筆者は、小池氏の新党立ち上げは安倍首相の想定外だったとし、「小池氏出現が長期間続く野党の退勢を転じさせる可能性は高い」と指摘。自民党、民進党出身者が重要なメンバーになっていることを取り上げ、「希望の党は徐々に成長した政党ではなく、二大政党の精髄を抽出した“合併党”。他に強い影響を与える力を持っている」などとも解説する。筆者はまた、小池氏に「政界渡り鳥」の異名があることや、「女性初の防衛相」「女性初の東京都知事」などの「記録」を持っていることなどに言及し、「政治家としての魅力は安倍氏に負けない」。「政治の方向性はより保守的、右傾的。ただ、全てに画一的に対応するわけではない」と述べ、「希望の党がバランスを崩した日本の議会に力強く加わった後、中国と日本の関係に新たな転機が訪れるかどうかを語るのは時期尚早と言えよう」と締めくくった。(翻訳・編集/野谷)