うるさすぎて交代要求? “敵意むき出し”のCLアウェイゲームで珍事

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 チャンピオンズリーグ(CL)という最高峰の舞台で、珍しい理由で交代をリクエストした選手がいたようだ。イギリス紙『テレグラフ』が27日に報じている。

 26日に行われたCLグループリーグ第2節ライプツィヒ対ベシクタシュのゲームで、先発したドイツ代表FWティモ・ヴェルナーはわずか32分でピッチを退いている。21歳ながら昨シーズンはリーグ戦で21ゴールをあげたドイツの若きストライカーになにがあったのだろうか。

 同紙によると、問題はスタジアム内の騒音にあったようだ。ベシクタシュのサポーターは熱狂的なことで知られており、過去には相手サポーターとの乱闘事件や花火の投げ付け、ピッチへのなだれ込みなどの問題行為で処分を受けることもあった。アウェイゲームとなった今シーズンのCL開幕戦では、さらなる処分を嫌ったクラブからサポーターへ観戦に行かないよう声明を出していた。

 ベシクタシュの本拠地ボーダフォン・パークで行われたこの試合でも熱狂的な応援スタイルは健在。同紙によると、ヴェルナーはプレー間に耳を塞ぐ見せたり、耳栓を使って騒音を和らげようとしていたが効果は薄く、自ら交代を要求したという。

 “敵意をむき出しにした”と同紙が評した環境で、ライプツィヒは0−2で敗戦。指揮官のラルフ・ハッセンヒュッテル監督は「こういった環境のための準備を行うことは不可能。開始から耳をつんざくような騒音があって我々は少し気圧されてしまったが、全員にとって良いレッスンになった。私にとってもこういった環境でどの選手に信頼を置けるかというのが見えてきた」と語った。