画像提供:マイナビニュース

写真拡大

あと3カ月もすれば年末となり、2017年も終わる。光陰矢の如しとはよく言ったもので、月日が経つのは本当に早いが、年末年始を楽しみにしている人もかなり多いはず。

実家に帰省してのんびりできる、毎日の仕事から解放されてひたすら遊べる……など、楽しみの理由は人さまざまだ。その一つに「海外旅行でリフレッシュできる」も含まれるだろう。

まとまった休みに異文化の空気を吸って羽を伸ばすのはなんとも贅沢な過ごし方だが、日本と勝手が違う海外では思わぬトラブルに遭遇するケースも。特に突然の病気に襲われでもしたら、言葉の面で苦労したり手痛い出費がかさんだりする可能性がある。

そこで今回は、日本在住の外国人20人に「母国を旅行する際に注意した方がよい病気や感染症」を聞いてみた。海外旅行に頻繁に行く人は、ぜひとも回答をチェックしてもらいたい。

Q. あなたの母国を日本人が旅行する際に注意した方がよい病気や感染症などがあれば教えてください

○食あたりに注意!!

・「衛生面に優れたレストランを選んで、食事に当たらないようにしましょう。特に野菜は農薬物を使ったものが多いです」(カンボジア/20代前半/男性)・「水あたりや食あたりなど。水は生水を飲まないように、食べ物は大衆食堂のような所で食べないようにしてください。また、エジプトについて詳しくない場合は、必ずツアーに参加して来るか、エジプトに詳しい人と一緒に来ることをお勧めします」(エジプト/30代前半/女性)

・「特にないと思います。ただ、飲み水が硬水なので、おなかの弱い人は最初にくだしがちです。ミネラル分が少ないペットボトルのお水を飲んでいる方がいいかも」(ハンガリー/30代後半/女性)

・「病気や感染症というよりも、飲む水が日本ほどきれいじゃないので、おなかをこわすことがよくあります。空気も日本ほどきれいじゃないので、息苦しく感じるかもしれません」(シリア/30代後半/男性)

・「食あたり。特に生ガキや、衛生面のよくないお店は避けた方がいいです。また、お寺などに野良犬が多いので狂犬病にも注意した方がいいと思います」(タイ/40代前半/男性)

○死人も出る感染症に注意!!

・「最近赤ちゃんにワクチン注射をさせない親が増えてきているので、麻疹が増えてきていると、ニュースで見ました。イタリアに来るなら、自分が日本で赤ちゃんのときに麻疹のワクチンを受けたかどうか確認して、受けていなかったら事前に受けておきましょう」(イタリア/20代前半/女性)

・「風邪やノロウイルスです。ペルー人はマスクを使わず、汚い手でいろんな所に触ります」(ペルー/40代/女性)

・「母国はコレラ、デング熱、ジカ熱などがありますので、注意した方がよいです。デング熱で亡くなる人もいます」(パラグアイ/50代/女性)

・「蚊が圧倒的に多いのでデング熱に気をつけるべきです。マラリアも怖いです。野良犬もあちこち出歩いてるので狂犬病にも気をつけましょう」(フィリピン/30代後半/女性)

・「デング熱に気をつける必要があります。虫よけ利用は必須です」(スペイン/40代前半/女性)

・「マラリアと赤痢。水に気をつけること」(インド/30代前半/男性)

○そのほか

・「病気はあまりないと思いますが、森のある所に行くなら、ポイズンアイビーという植物に注意した方がいい。少しでも触れてしまったら、全身がかゆくなりますよ」(アメリカ/30代前半/女性)

・「呼吸器系の病気。空気がよくないから」(中国/20代前半/女性)

・「熱中症、虫刺され、日焼けです。環境が厳しいですからね」(オーストラリア/30代後半/女性)

■総評

回答者からは食あたりに関する回答と感染症に関する回答が多く寄せられるという結果になった。前者は特に水に注意した方がよいとするアドバイスが目立った。飲み水だけではなく、料理に使われている水や氷などが原因でおなかをくだすケースもあるため、飲食時には細心の注意を払った方が無難だ。

一方の感染症は、ワクチン接種によってリスクを大幅に下げられる。「数日の旅行で予防接種をするのはもったいない気がする」と考える人もいるかもしれないが、現地で罹患、入院となった際の金額と比べればワクチンの値段はかなり安いとも言える。

いずれにせよ、海外旅行に出かける際は、事前に公衆衛生などを含めた渡航先の「お国事情」をきちんと理解・把握しておくことが重要なのは間違いなさそうだ。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2017年7月21日〜2017年8月21日

調査対象: 日本在住の外国人

調査数: 20名

調査方法: インターネット応募式アンケート