地図から日本を消した「平昌五輪」チケットが売れず赤字確実

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工事中の五輪スタジアム(公式サイトより)

 2018年2月に開幕される韓国の平昌冬季五輪。公式サイトの世界地図に日本が描かれていないことがわかり、日本政府が猛抗議。地図はすぐさま修正されたが、ほかにも会場工事の遅れや雪の少なさなど、さまざまな問題を抱えている。

 特に問題なのは、チケットの売れ行きがきわめて悪いことだ。ロイター通信は9月14日、「平昌五輪、チケットと会場の再利用に苦慮」との見出しで、チケットの売れ行きが悪いことを報じている。

 記事によれば、北朝鮮のミサイル発射が大きな障害になっており、9月に始まったチケット販売第2弾では、韓国国内向け75万枚のうち10%も売れていないという。

 オリンピック組織委員会のリ・ヒョーム氏は「満席にするため、政府や地元の学校と協力してチケット販売の後押しをする」と語る。

 リ氏によれば、「チケット販売は重要な課題の一つだ。2月から4月23日までの販売結果では、スケートのショートトラックや、フィギュアスケート、アイスホッケーなど人気種目は3〜4倍の倍率だ」と明かす一方、「野外で行われる競技、例えばクロスカントリーやパラリンピックなど人気の低い競技は10〜20%以下」と発言している。

 その発言を裏付けるように、英紙「デイリーメール」は、東亜大学のスポーツ科学部教授チョン・ヒジュン氏の「わざわざ雪の中で、何時間もかけて競技を見ようとする人なんて、そんなにたくさんいるとは思えない」との発言を紹介している。

 海外向けチケット32万枚は半分以上が売れているが、それでも北朝鮮の脅威の影響は間違いなく大きいという。

 2017年6月、韓国議会のチョン・セギュン議長が来日した際、「平昌五輪に日本人観光客がたくさん来るように努力してほしい。もし少なかったら、東京五輪には1人の韓国人も行かせない」と発言したと産経新聞が報じている。

 ならば日本向けにプロモーションすればいいものを、地図を間違えただけではなく、公式サイトには日本語のページもない。正直、ヤル気が感じられないのだが、このままでは大赤字は確実。本当に大丈夫なのだろうか。