中国メディアは日本の護衛艦「いずも」の動向に注目しており、25日に起きた民間の作業員と乗組員の一酸化炭素中毒についても多くのメディアが取り上げている。写真は「いずも」。

写真拡大

中国メディアは日本の護衛艦「いずも」の動向に注目しており、25日に起きた民間の作業員と乗組員の一酸化炭素中毒についても多くのメディアが取り上げている。

日本メディアによると、汚水タンクの清掃中に民間の作業員と乗組員の計11人が体調不良を訴え病院に搬送された。一酸化炭素中毒と診断されたがいずれも軽症という。

中国では「いずも」の就役前から注目しており、「戦時中に中国へ派遣された侵略艦隊の旗艦と同名である」と装甲巡洋艦「出雲」を引き合いに出し報じるメディアが少なくなかった。今年に入ってからは、5月の米海軍の補給艦の防護任務、6月の南シナ海での日米共同訓練への参加について伝えている。

今回の一酸化炭素中毒の騒動について中国メディアではおおむね日本の報道を引用した伝え方だったが、観察者網は28日の記事で「『出雲』の名は本当に不吉だ」と題し伝えた。記事では作業員らの一酸化炭素中毒について伝えた上で、「先代の亡霊がいまだに付きまとっているようだ。『出雲』の名は本当に不吉だ」と付け加えている。中国では「いずも」と1945年に呉軍港で米軍の爆撃を受けて沈没した装甲巡洋艦「出雲」は同じ漢字表記で、沈没した「出雲」を引き合いに出し不吉とした。(翻訳・編集/内山)