27日、日本政府観光局が作っている中国人向けの観光案内サイトに掲載された漫画が中国で話題だ。資料写真。

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2017年9月27日、日本政府観光局(JNTO)が制作した中国人向けの観光案内サイトに掲載された漫画が中国で話題だ。

漫画は日本へのツアー旅行に参加した母と娘を主人公に、「日本での旅を楽しむために注意したい2つの点」をわかりやすく解説している。

1つ目の注意点は「ガイドが特定の商品の良さをアピールし勧めてくる場合があるが、そうした説明を鵜呑みにしてはいけない」ことだ。ガイドが観光案内せず商品説明ばかりしたり、「日本人の長寿の秘訣」「日本人はみんな買っている」などの言葉でPRしてきたら用心しようと注意を促している。

2つ目は「免税店などで商品を購入する際は、値段が適当かどうか確認すること」だ。「今なら3割引き」「あと3箱しか残っていない」という店員の言葉には注意が必要だとしている。

日本政府観光局の上海事務所の公式ウェイボー(微博)が26日、10月1日からの国慶節(建国記念日)8連休に日本へ出かける皆さんが素晴らしい旅を過ごすことができますように、とこの漫画を投稿すると、多数のコメントが寄せられた。

「この漫画はよくできているよ」「日本へ旅行する人は見ておいた方がいい」「日本人って本当に誠実だな。自国で中国人がだまされないよう気遣うなんて」「印刷したものをクルーズ船から降りる際に配布すべきだ」など、注意点を分かりやすく説明してくれる日本政府観光局の対応を評価する声が多く寄せられた。

また、「この免税店のオーナーは中国人に違いない」「ちょっと切ない。外国で中国人をだますのは中国人なんだもんな」「中国人が中国人にだまされないよう、日本人が注意喚起するなんて…恥だ」といった書き込みも見られる。日本ツアーに参加した中国人観光客が免税店で高額の商品を買わされるという問題は、中国メディアでも取り上げられているため、知る人が少なくない。

一方で、「私は(漫画の中に登場する旅行者をだまそうとする店員とは)逆だった。ある店で店員が寄ってきて、『なんでみんなこれを買うの?日本人は誰も飲んでないのに』と教えてくれた」という稀な体験をしたユーザーもいた。(翻訳・編集/柳川)