左から高橋祥平(磐田)、中山雄太(柏)、吉田豊(鳥栖)、松原后(清水)【写真:Getty Images】

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GK:東口と中村にチャンスを与える絶好の機会

 アジア予選を勝ち抜き、ロシアW杯の出場権を獲得した日本代表。10月6日にニュージーランド代表、10月10日にハイチ代表との試合を迎える。この2試合に臨む日本代表メンバーは9月28日に発表されるが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどんなメンバーを選ぶのか。フットボールチャンネル編集部では、これまでの日本代表の戦いぶり、最近の活躍を受けてハリルジャパンに招集すべき選手たちを選出。ハリルホジッチ監督は公式戦のベンチ入りメンバー数である23名より多い人数を招集する傾向にあるため、25人の選手をピックアップしている。

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GK:3人
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(G大阪)
中村航輔(柏)

 ロシアW杯アジア最終予選を首位で終え、本大会出場を決めたハリルジャパン。今回の親善試合は国際Aマッチデーではあるが、海外組の招集は各ポジションの軸となる選手に限定し、主軸との連係面を含めて新戦力のテストという意味合いを持たせるべきではないだろうか。

 GKでは川島を選出。一時はスタメン落ちしたものの、最後は日本の守護神としてゴールマウスを守った。このベテランがグループにいるだけでも、周囲の集中力は高まるだろう。とはいえ、今回は東口か中村にも出場機会を与えたいところ。10月の親善試合は彼らを試す絶好の機会である。

DF:昌子の活躍で他の選手たちのモチベーションも向上か

DF:9人
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
昌子源(鹿島)
植田直通(鹿島)
三浦弦太(G大阪)
中山雄太(柏)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
高橋祥平(磐田)
吉田豊(鳥栖)
松原后(清水)

 最終予選終盤は、昌子が期待に応える形でチャンスをモノにした。鹿島のディフェンスリーダーが国際舞台でしっかり戦ったことで、国内組の選手たちにも火がついたはずだ。植田や三浦、さらに若い中山もA代表でプレーする姿が見たい選手たちだ。また、磐田で質の高いパフォーマンスを見せる高橋も代表に選ばれても不思議ではない。

 吉田と松原は左SBの候補。前者は90分間ハードワークでき、後者は主に攻撃面で存在感を発揮する。高橋はCBが主戦場だが、SBでもプレー可能。足元の技術が高くビルドアップも苦にならず、対人の強さを活かして自陣のサイドに生まれそうな穴を塞いでくれるはずだ。

MF:長谷部の代役をどうするか

MF:6人
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(C大阪)
山村和也(C大阪)
倉田秋(G大阪)
井手口陽介(G大阪)
川辺駿(磐田)

 ハリルジャパンの中盤で最も替えのきかない選手が長谷部だ。何もなければW杯本大会にも出場するはずだが、長谷部不在の状況が訪れない保証はない。そんな時に代役になりうる選手が一人もいない、ということなどあってはならない。ここから本大会までに彼のような働きができる選手を見つける必要がある。

 今回の親善試合で長谷部が招集されるなら、ボランチタイプの選手たちはキャプテンのプレーを学ばなければならない。ハリルジャパンのさらなる進化には、このポジションの選手たちが鍵を握る。

 本稿では国内組を中心にメンバーを選んだ。いずれもJ1で高いパフォーマンスを披露している。山村、川辺は招集されれば初のA代表となるが、国際舞台でどれだけ戦えるかを見てみたい選手だ。

FW:戦い方の幅を広げられる人材は?

FW:7人
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
興梠慎三(浦和)
杉本健勇(C大阪)
土居聖真(鹿島)
小林悠(川崎F)
阿部浩之(川崎F)
伊東純也(柏)

 このチームの1トップ争いは、大迫が一歩リードしている。安定したポストワークは攻撃に欠かせないものであり、そのプレーは規格外と言っていいだろう。

 J1で活躍する選手では興梠がハイペースで得点を重ねている。大迫とはタイプが異なるが、興梠も最前線で起点になることができる。杉本は長身に加え足元の技術もしっかりしており、国際試合を経験することで飛躍的に成長する可能性を秘める。

 土居聖真は鹿島でサイドハーフやFWでプレーする。今季の鹿島は頭一つ抜けた強さがあるが、そのクラブで攻撃の潤滑油として活躍しており、チャンスを得る可能性は十分にある。伊東純也は爆発的なスピードが武器のアタッカー。高さもあり、縦への突破力が魅力。他にはいないタイプであり、右ウイングで使ってみたい選手ではないだろうか。

text by 編集部