ロシア・セルプホフにある同国軍のミサイル部隊研究施設で、化学防護服を着用する兵士ら(2010年4月6日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は27日、同国が保有する最後の化学兵器を同日中に廃棄すると発表し、「歴史的な出来事」と自賛するとともに、米国が自国の化学兵器廃棄を先延ばししていると批判した。

 プーチン氏はテレビ放送された演説で「きょう、ロシアが保有する最後の化学兵器が破壊される」と発表。「現代世界にさらなる均衡と安全をもたらすことに向け、大きく一歩前進した」と自賛した。

 ロシア最後の化学兵器はウドムルト(Udmurt)地域のキスネル(Kizner)化学兵器廃棄施設で廃棄された。国連(UN)の化学兵器禁止機関(OPCW)はロシアの化学兵器破棄完了を「大変画期的なこと」だと歓迎している。

 またプーチン氏は演説で、米国が国際的義務を十分に果たしていないとの批判を展開。「(米国は)残念ながら、化学兵器廃棄計画を守る義務を怠っている。すでに廃棄計画を3回も延期した」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News