ローマ、格下カラバフに歴史的なCL初ゴール許すなど大苦戦も勝ち切って今大会初勝利《CL》

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▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第2節、カラバフvsローマが27日にトフィク・バフラモフ・スタディアムで行われ、アウェイのローマが2-1で辛勝した。

▽ホームでの開幕節でアトレティコ・マドリーに力の差を見せ付けられながらも、守護神アリソンの活躍でゴールレスドローの結果を手にしたローマは、チェルシーとの開幕戦で0-6の大敗を喫したカラバフ相手に今大会初勝利を目指した。今週末にミランとのビッグマッチを控えるローマは、直近のウディネーゼ戦から先発5人を変更。軽傷を抱えるペロッティに加え、デ・ロッシ、ストロートマンら一部主力を温存し、3トップにはゼコ、エル・シャーラウィ、デフレルが並んだ。

▽元バンディエラで今季からフロント入りしたトッティの41歳のバースデーに行われた一戦。ホームでCL初開催で高いモチベーションを見せるカラバフにやや押し込まれる入りとなったローマだが、すぐさま地力の差を見せ付ける。

▽まずは7分、右CKの場面でコラロフのクロスが相手GKに弾かれると、これをボックス右で拾ったペッレグリーニがすかさず右足でゴール前に送り込むと、攻め残っていたマノラスがダイビングヘッドで流し込んだ。さらに15分にはバイタルエリアでのデフレルの強引な仕掛けからボックス中央のエル・シャーラウィがワンタッチで浮き球のボールをボックス右のスペースへ送り込む。これをゼコが打点の高い胸トラップで収め右足を振り抜くと、クロスバーの内側を叩いたボールがネットを揺らした。

▽敵地で幸先良く2点リードを奪ったローマは、その後もペッレグリーニのセットプレーからゴナロンが3点目に迫るなど、相変わらず攻勢を続ける。その一方で、セーフティリードで気が抜けたのか、やや不用意なボールロストから相手のカウンターを受け始める。すると28分、自陣ボックス手前でゴナロンがエンドロヴからボールを奪い損ねると、エンドロヴにボックス中央のペドロ・エンリケへのラストパスを許し、カラバフに歴史的なCL初ゴールを献上した。

▽この失点で目が覚めたローマは、前半終盤にかけてデフレルの裏への飛び出しやコラロフの直接FKなどでゴールに迫るが、前半のうちにカラバフを突き放すことはできなかった。

▽迎えた後半も拮抗した展開が続く中、格下相手に流れを掴み切れないローマは58分、負傷したデフレルに代えてフロレンツィ、67分には前半にカードをもらっていたゴナロンに代えてデ・ロッシと、2人のバンディエラをピッチに送り込み、試合を落ち着かせにかかる。61分にはボックス中央でのゼコのポストプレーからボックス右に走り込む、ブルーノ・ペレスに絶妙なラストパスが通る。しかし、このシュートは相手GKのビッグセーブに阻まれた。

▽その後、ペッレグリーニに代えてストロートマンを投入したローマだが、連係ミスやイージーなミスが目立ち、なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めず、試合を決定付ける3点目が奪えない。逆に、ホームの大歓声に後押しされるカラバフに幾度となくゴールを脅かされると、試合終了間際の90分には左サイドからのクロスをゴール前のエンドロヴに頭で合わせられるが、これはわずかに枠の左に外れ、事なきを得た。