[9.27 ACL準決勝第1戦 上海上港1-1浦和 上海]

 チームを救ったのは背番号10の“右足”だった。敵地で前半15分に上海上港(中国)に先制を許した浦和レッズだが、同27分にMF柏木陽介がアウェーゴールとなる価値ある同点ゴールを記録した。

 FWフッキに豪快な先制弾を叩き込まれたものの、焦りはなかったと柏木は振り返る。「もちろん(失点)ゼロがベストだったけど、1点取られても『自分たちが1点取る』という気持ちを持って試合に臨んだので冷静に戦えたと思う」。そして、前半27分にチームに勇気を与える同点ゴールを叩き込む。

 中盤でボールを受けたMF青木拓矢が最終ライン裏に浮き球のパスを送るとFW興梠慎三が反応。「前に入った瞬間、慎三だったら落としてくれると信じて走り込んだ」と興梠の落としに柏木が走り込むと、利き足とは逆の“右足”で合わせたシュートでネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

「苦手な右足だったけど、決めることができて良かった」

 後半は防戦一方となりながらも、GK西川周作を中心とした守備陣が体を張った守備で勝ち越しゴールを許さず、敵地でドローに持ち込んだ。

 ホームで行われる第2戦は10月18日に行われる。「勝てば(決勝進出)が決まるので勝利を目指し、サポーターの力を借りて戦いたい」と10年ぶりのACL決勝進出に向けて、意気込みを示した。


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