iPhone8とiPhone8Plusが22日、アップルの公式サイトと各大手販売ルートを通じて発売された。だがこれまでの新機種発売時のようなアップルストア前に長い行列ができる光景は、この週末にはみられなかった。

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iPhone8(アイフォーン8)とiPhone8Plus(iPhone8プラス)が22日、アップルの公式サイトと各大手販売ルートを通じて発売された。だがこれまでの新機種発売時のようなアップルストア前に長い行列ができる光景は、この週末にはみられなかった。香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、アップルの新iPhoneが中国の消費者に「冷遇」されていると伝えたが、実際には中国だけでなく、カナダでも英国でもオーストラリアでも8発売当日のアップルストアは閑散としていた。

発売開始当日の午前、北京三里屯のアップル直営店を取材した。店の外には列を誘導するための柵が設置されていたが、並んでいたのは10数人だけだった。そのうちの一人は、「自分はiPhone7(アイフォーン7)を使っていて、今日は8を買うべきかどうか実際に見てみようと思って来た。たぶんiPhoneX(アイフォーンテン)の発売を待つか、しばらくは機種変更しないかどちらかになる」と述べた。

香港紙「明報」の報道では、22日朝に香港の有名ショッピングモールのハイサンプレイス・アット・リーガーデンズのアップルストアに並んだ人はわずか3人だった。当日の昼には、8プラスの「ダフ屋」の買い取り価格が原価を150〜200香港ドル(1香港ドルは約14.4円)下回ったという。

英国紙「ガーディアン」が伝えたところによると、8の発売開始当日、オーストラリア・シドニーのアップルストアの前にできた行列は30人足らずで、これまでは数百人が普通だった。英国・ロンドンのリージェントストリートのアップルストアに並んだ人はこれまでよりはるかに少なかった。

携帯電話産業のアナリストの李■(吉へんに吉)さんは24日に取材に答える中で、「iPhone7に比べ、iPhone8の革新とバージョンアップはユーザーに買おうと思わせるほどのものではなく、そのうえ価格は上がっている。今回発表されたiPhoneの3つの新機種のうち、アップルが力を入れるのがiPhoneXであることは間違いない。Xは11月3日に発売される見込みだが、生産能力による制約があるため、発売日にどれだけ在庫をそろえられるかは予測が難しく、アップルの今年第4四半期(10〜12月)全体の売上高に影響する可能性もある」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集KS)