▽浦和レッズは27日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・準決勝1stレグの上海上港とのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

▽13日に行われた川崎フロンターレとの準々決勝第2戦を4-1で勝利し、第1戦の1-3で先勝を許した状況から大逆転を飾って9年ぶりのベスト4進出を決めた浦和。準決勝第1戦では、広州恒大をPK戦の末に勝利した上海上港のホームに乗り込んだ。

▽10年ぶりの決勝進出を目指す浦和は、上海上港戦に向けて直近に行われた明治安田生命J1リーグ第27節のサガン鳥栖戦から先発メンバーを4人変更。森脇と高木、駒井、矢島に代えてラファエル・シルバと柏木、長澤、青木を起用した。対する上海上港はオスカルとエウケソン、フッキらが先発に名を連ねた。

▽試合は序盤からホームの大歓声を受ける上海上港に浦和がやや押し込まれる展開となる。11分、オスカルのパスを受けたウー・レイに左サイドの突破からクロスを入れられると、ボックス内のフッキに通る。しかし、ここは走り込んでいたエウケソンとフッキが衝突し、シュートを打たれずに済む。

▽難を逃れた浦和だったが、その後もリズムを作ることができず。すると浦和は、警戒しなくてはいけない男に一瞬の隙からゴールを奪われてしまう。15分、敵陣中央やや右でボールを持ったフッキにボックス手前への侵攻を許す。そのまま左足を振り抜かれてゴール右隅へと突き刺された。

▽先制を許してしまった浦和は20分にも、エウケソンにボックス右からゴールを脅かされ、我慢の時間帯が続く。しかし、これを耐え続けると27分、貴重なアウェイゴールが生まれる。青木のボックス右への浮き球のパスに抜け出した興梠がポストプレー。この落としに反応した柏木が右足で合わせ、ゴール左隅へと押し込んだ。

▽少ないチャンスをモノにして同点に追いついた浦和は、すぐさま反撃に出る上海上港に再び押し込まれる。39分にはオスカルにボックス手前への侵攻を許し、右足を振り抜かれる。これが味方DFに当たってコースが若干変わるも、ここはGK西川がファインセーブ。こぼれ球にゴール前左でウー・レイに頭で合わせられたが、ゴール右へと外れた。

▽その後も浦和は43分にボックス右からオスカルのシュート、前半アディショナルタイムには敵陣中央からフッキのFKでゴールを狙われたが、GK西川の好守もあり、1-1のまま試合を折り返す。

▽迎えた後半、浦和は積極的な出足からプレスをかける。すると50分、右サイドで相手のバックパスを奪ったラファエル・シルバがボックス右へと侵攻し、右足でシュートを放つも、枠を捉えることができない。

▽これを決め切れないでいると浦和は、上海上港に攻め込まれてしまう。57分、アフメドフのパスでオスカルに抜け出されてしまい、ボックス内からシュートを許すが、ここもGK西川が立ちはだかる。

▽常に押し込まれる苦しい時間帯が続く浦和はさらに69分、マウリシオがボックス左手前でファウルを与えてしまう。これをキッカーのオスカルに右足を振り抜かれると、GK西川は一歩も動けず。しかし、これが右ポストに直撃し、助けられる。

▽終盤に入ると、浦和は集中したディフェンスでボックス付近で自由を与えない。しかし、前からの圧力を強める上海上港に対して、一瞬の気の緩みを見せてしまう。自陣中央左で高木のバックパスがウー・レイに奪われてしまうと、そのままボックス内への侵攻を許す。シュートに持ち込まれるが、これはゴール左へと外れる。

▽ヒヤリとする場面を切り抜けた浦和は終了間際、幾度となく上海上港にCKからゴールに迫られたが、冷静な守備を見せて試合を終わらせた。浦和が貴重なアウェイゴールで1-1のドローに持ち込み、10月18日にホームで行われる2ndレグを前にアドバンテージを得ている。