文大統領「安保問題だけは超党派で」 与野党に協力要請

文大統領は「安保状況は厳しいが、国会は来年度予算案など多くの法案を審議しなければならない時期」と述べた上で「大統領選挙の時に常設の協議体を提案し、前回与野党執行部を招いた会合でも同じ考えを持った」と述べた。
文大統領が与野党の幹部を青瓦台に招いたのは、大統領に就任してから3回目。この日は与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表、第3野党「正しい政党」の朱豪英(チュ・ホヨン)代表代行、革新系の少数党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表が出席。保守系最大野党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は欠席した。
文大統領は安保状況が国民生活や経済に影響を与える可能性について触れた上で、「こうした時こそ超党派的な対処が必要だと考える。安保問題だけは与野党と政府が協力すれば国民にとっても希望になり、経済にも大きな力になるだろう」と強調した。