英彫刻家アニッシュ・カプーアの展覧会がGYREで開催、全作品が世界初公開

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 英国人彫刻家 アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)の展覧会「コンセプト・オブ・ハピネス アニッシュ・カプーアの崩壊概論」が、表参道GYREで開催される。会期は10月20日から11月26日まで。
 アニッシュ・カプーアは、インド・ムンバイで生まれ、1972年ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アートに入学。ヨーロッパのモダニスムとインド文化を融合させ、シンプルなフォルムの中に深い精神性を表す作品で知られている。芸術界のアカデミー賞と言われるターナー賞を受賞し、2012年ロンドン・オリンピックを記念するモニュメント、螺旋状の鉄の塔「オービット」のデザインを手掛けるなど反響を得ている。
 日本では、今年東京ミッドタウンの開業10周年を記念して9月19日から期間限定で設置されている巨大な移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ」のデザインを手掛けた。2013年から2015年にかけて、松島、仙台、福島の3カ所で展示され、コンサートやワークショップの開催でのべ1万9,000人を動員している。
 EYE OF GYREで開催される展覧会では、現代において「文明」と飼い慣らされた幸福観に内在している「野蛮」の対立をテーマに掲げ、多様なテクニックと知性で表現された作品を紹介する。今回出品される全ての作品は、世界初公開となる。