ビックカメラ京王調布店の後藤大輔店長

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 9月29日にオープンする京王線調布駅前の新たな商業施設「トリエ京王調布」が、開店2日前の27日に関係者や報道機関向けに公開された。A館、B館、C館の3つの建物から構成され、B館には「ビックカメラ京王調布店」が入る。

 トリエ京王調布の杉本大輔支配人は「地域の開発にあたって近隣の方にアンケートをとったところ、家電量販店を熱望する声が多かった。聖蹟桜ヶ丘でもお世話になっているビックカメラなら、品ぞろえなども含めて最適だと考えた」と、ビックカメラをテナントに選んだ経緯を語った。

 ビックカメラの入るB館は、一階の飲食店以外はすべてビックカメラが占める。店舗面積は3900m2で、店舗は1階から4階まで。営業時間は10時から21時となっている。京王調布店の後藤大輔店長は「トリエ京王調布は女性を主なターゲットとしているため、当店も1階には家電を置かずに、女性に人気のある自転車や写真映えのする酒類を取り揃えた。ゴルフ用品は置いていない」と説明する。

 また、駅から直結するA館は、ファッションや雑貨、カフェなどの専門店で1階から5階までを構成する。1階の成城石井では、売り場でも販売している食材を使って調理し、レストランのような食事をスーパーの店舗敷地内で提供する成城石井流「グローサラント」型の店舗、「SEIJO ISHII STYLE DELI&CAFE」を新業態として展開する。

 C館には「イオンシネマ シアタス調布」や、飲食店が入る。映画館には、アジア圏で初めて、フランスのキネット製のシネマ専用最高級シート「ダイヤモンド・クラス」を全席に完備した「Gran Theater」を導入。このほか、4ウェイ立体音響システム「ULTIRA」や東日本初の立体音響テクノロジー「GDC featuring dts-X」、座席が動くモーションや霧、雨、煙などの演出による体感型アトラクションシアター「4DX(R)」を含め、全11スクリーン、総席数1650席を備える。

 トリエ京王調布全体の年商目標は150億円で、年間1000万人の来店を目指す。ビックカメラの年商目標は50億円で、商圏としては半径5kmを想定。府中の「ケーズ府中本店」や、吉祥寺の「ヨドバシ吉祥寺」が競合になってくるという。