鳥取和牛を売り込め!  平井知事が「くの一」投入?

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 「スタバはないがスナバはある」発言で話題を巻き起こし、実際に県内にスタバを呼び込んだ鳥取県の知恵者・平井伸治知事。こんどは「肉質日本一」の栄冠をひっさげ「鳥取和牛」の売り込みに挑戦する。着目したのは女性ブロガー16人だ。

 それぞれ大勢のフォロワーを従える強者。平井知事の「くの一」となって首都圏「進出」を狙う。

 鳥取和牛は日本各地のブランド和牛のルーツといわれている。オリーブオイルなどに含まれるオレイン酸が豊富で、口の中でとろけるような肉質が特徴。全国の優秀な和牛を一堂に集めて優劣を競う5年に1回の和牛の品評会「第11回全国和牛能力共進会宮城大会」(2017年9月7日〜11日)で初めて「肉質日本一」に輝いた。

 受賞したのは鳥取県の和牛を代表する「白鵬(はくほう)85の3」。平井知事はこのチャンスを逃してはならじと、受賞からおよそ2週間後の9月23日、おしゃれな若夫婦などが集まる東急田園都市線二子玉川駅前の二子玉川ライズ(東京都世田谷区)に飛び、「祝!肉質日本一 鳥取和牛フェス」を開催。鳥取和牛のローストビーフを来場者にふるまうなどしてPRした。

 平井知事は「180頭の中から(日本一に)選ばれた。今月から首都圏でも取り扱いが始まった、デビューしたてのデビーフ」と得意のダジャレを披露。あいさつを終えると赤い法被を羽織って、小分けしたローストビーフを来場者一人ひとりに手渡すなどPRに汗を流した。

 会場には平井知事が期待する、飲食店口コミサイト「食べログ」などでも活躍する女性ブロガー16人が顔をそろえ、早速、愛用のカメラでトーストビーフを撮影。さらにSNS投稿時に注目を集めやすい、いわゆる「インスタ映えする」写真のとり方やフォロワーの期待に応えるコツなどを来場者にアドバイスする場面もあった。

 今回のフェスを企画したアートネクサス(大阪市)の渋谷淳子さんは「それぞれおよそ1万人のフォロワーがいる。発信も早い」と”現代の口コミ”の広がりに期待する。