17NFL第2週、アトランタ・ファルコンズ対グリーンベイ・パッカーズ。試合を終えてフィールドを後にするグリーンベイ・パッカーズのQBアーロン・ロジャース(2017年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が選手に対する非難を続ける中、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)のアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)は26日、国歌演奏の際の団結のパフォーマンスを続けることを明らかにした。

 パッカーズのスター選手でQBのロジャースは、スタジアムを訪れた人も同じように腕を組み合わせてほしいとファンに呼びかけており、パッカーズがシカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)と対戦する28日の試合は、プライムタイムに全米で放送される。

「僕らは力を合わせてこの問題を話し合い、コミュニティーとして、個人がつながり合った社会集団として成長していかなければならない。だから僕らは愛と団結を示す行動を続けていく。今週はファンにも呼びかけるつもりだ。一緒に僕らの仲間になり、つながり合い、ともに成長していけるところを示そうとね」

 その一方で。ロジャースは団結を示すというメッセージが誤解されるのが心配だと話し、軍で働く人々をおとしめるつもりは一切ないと改めて強調している。

「外ではメッセージの意図が少し薄れて、僕らが本来目指していたところから離れているように感じている。僕らの目的は、団結した部隊、まとまりをもった男たちの集まりだと示すことだ。軍隊や、制服を着た人たちに関するものではない。試合後にも言ったが、僕らは彼らを尊敬して応援しているし、みんな彼らのための慈善活動にも参加しているはずだ」

「これは平等のためのものだ。団結と愛、社会としての成長、そして少し不愉快になる人もいる問題について、話し合いを始めるためのものなんだ」

 24日に行われたシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)戦で、ロジャースをはじめとするパッカーズの選手たちは、隣の選手と腕を組んで国歌「星条旗(The Star-Spangled Banner)」を聞いた。一方で、ベンチに座ったまま起立しないことを選んだ選手は3人いた。

 膝立ちで国歌を聞くパフォーマンスで人種差別への関心を高めようとする選手たちに対し、トランプ大統領が先日、激しい非難の言葉を浴びせたため、NFLではかつてない規模で抗議が行われたが、パッカーズはその中で団結の意思を示す行動を選択した。
【翻訳編集】AFPBB News