スペイン・バルセロナで、警備につくスペイン警察とカタルーニャ州警察の警察官ら(2017年9月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スペインからの独立の是非を問う住民投票が予定されている北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州では、中央政府の治安部隊が投票所の「制圧」に乗り出している。

 投票日が10月1日に迫る中、住民投票を違法とみなす中央政府と自治州政府の闘いは、国際舞台の場でも繰り広げられている。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われたスペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相との共同記者会見で、カタルーニャ州がスペインにとどまらないのは「ばかげた行為」だと述べた。

 スペイン政府は住民投票の阻止に向けた取り組みをさらに強化する一方で、ラホイ首相はカタルーニャ自治州政府に「常識」に立ち返るよう強く促している。

 カタルーニャ州の検事総長は、投票所として使用される予定の建物を投票日の前に封鎖し、当日は投票の実施を阻止するため警察官を配備するよう命じた。

 警察はこれまでに投票用紙約1000万枚を押収し、住民投票に関する情報を掲載するウェブサイト59件を閉鎖した。複数の司法筋によると、さらに85サイトの閉鎖が進められているという。
【翻訳編集】AFPBB News