こんにちは、エッセイストで整理収納アドバイザーの柳沢小実です。暮らしをおしゃれで快適にする整理収納術や、衣食住にまつわるさまざまなアイデアを提案していきたいと思います。皆さんの暮らしのちょっとしたヒントになったらうれしいです。

頼れる掃除道具を見つけて、使いやすく収納する

今回は、どの家庭にもある掃除道具と、そのしまい方の話です。
わが家の掃除道具は少数精鋭。用途別にこまごまそろえて収納場所をとられるよりは、多用途に使えるものを選んで、できるだけコンパクトにしまっています。洗面所の収納がそう多くないこともあって、ささやかな工夫です。

そして今は、新居への引っ越しに向けて掃除道具を見直しています。これまで使っていたものに加えて、カーペットやブラインドなど、新たに掃除する場所が増えるので、そのための掃除アイテムを探しているところです。


メインの掃除用洗剤は、多用途タイプを選んでいます。フタを開け閉めする際に液だれするのがストレスで、スプレー式のボトルを愛用するようになりました。ジェイアールワトキンスの「オールパーパス」は、ほのかな香りとパッケージがお気に入り。劇的に落ちる!というほど洗浄力の強い製品ではありませんが、極端に汚れをためなければ、不便なく使えます。キッチンや洗面所、タイルや床など、広い範囲で使えるため、これ一本とクロスを持って、家の中をあちこち磨いてまわっています。


場所は変わって、パソコンのキーボードはブラシでお掃除しています。これは、ファーバーカステルの「製図用ブラシ」。デスク上の消しゴムのカスなどを掃除するためのブラシで、夫が学生時代に使っていたものです。

これまでは、パンくずを掃除するのに使っていましたが、試しに洗ってキーボードのお掃除に使ってみたら、毛の硬さがちょうどよくて使いやすいことが判明。なんでもそうですが、専用の道具はお高いことも多く、手近なもので代用できるものはないだろうかといつも考えています。
ダイニングテーブル横のフロアライトにかけていましたが、今後はワークスペースのデスク近くに置かれることになりそうです。


いわゆる掃除用の雑巾がとにかく嫌いで、少しでも清潔感があって乾きやすいものはないか、かなり探しました。10年ほど前に北欧のスーパーマーケットで出合った「スポンジワイプ」(写真右)、今は日本でも手に入るようになって本当にありがたいです。吸水性が抜群なので、掃除や台ふき、大判のものはシンク横に敷いて、洗ったグラス類を置くのにも重宝しています。乾きが早く、土に還る素材なのも安心ですね。色や柄が豊富なので、インテリアに合う一枚を選べます。

そして、わが家の台ふきんは「Vaxbo Lin」のリネンディッシュクロス(写真左)、これ一択。ざくざく織られたリネン地で、汚れが目立たず乾きも早い。使い終わった後にシンク近くに吊るしておけば、パリッと乾いて気持ちよく使い続けることができます。そのため、常に数枚をストックしてあります。


キッチンまわりで使う洗剤やスポンジ、クロスのストックなどはキッチンの引き出しに、それ以外の掃除道具は洗面所に収納しています。かわいいバケツに入れておけば、使う場所までバケツごと持っていって使えるので便利。出しっぱなしにしておいても生活感が出ません。

自分がなににストレスを感じるかを洗い出して、道具選びでカバーする。掃除道具はそのような視点で選んでいます。おかげで、苦手だった掃除が、それほど苦にならなくなりました。

【柳沢小実さん】
エッセイスト・整理収納アドバイザー。手間をかけずすっきり見せる収納を日々研究中。また、豊かな暮らしにまつわる著書、雑誌への連載など多数。日々の記録や掲載誌情報などを、Instagram「tokyo_taipei」で発信。