反暴力活動家のアリータ・クラーク氏(中央)のインスタグラムページ(englewoodbarbie)に投稿された、握り拳を掲げながら膝をつく2人のシカゴ警察の制服警察官(2017年9月24日投稿)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国で国歌演奏中に膝をついて人種差別への抗議の意思を示す行為が広がり政治論争が続く中、シカゴ(Chicago)警察のアフリカ系米国人の警察官2人が同じポーズを取っている写真がソーシャルメディアに投稿され、注目を集めている。

 写真は反暴力活動家のアリータ・クラーク(Aleta Clark)氏が24日、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに投稿したもの。26日までに地元紙シカゴ・サンタイムズ(Chicago Sun-Times)の一面を飾った。写っていた警察官2人は厳重注意を受けている。

 国歌演奏中に膝をつく行為は人種差別に対する抗議の象徴で、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)の元QBコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)氏によって広められた。

 膝をつく行為はドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とNFLの対立のもとにもなっている。

 クラーク氏はAFPに対し、2か所の警察署に赴き、警察官らに膝をつくポーズを取ったところの写真を撮らせて欲しいと頼んだと述べた。「人種差別は間違っていて、警察の残虐行為もまた間違っているということに賛同してくれる警察官がいるのかどうかを確かめたかった」という。

 クラーク氏が最初に訪問した警察署の警察官らは要求を拒んだ。同氏いわく「白色人種」だった。しかし次に訪れた警察署では、アフリカ系米国人の警察官2人が撮影に同意した。
【翻訳編集】AFPBB News